こんにちは、ピロコです。
うちの末っ子、『実子』は、
今年小学生になったばかりの
ピカピカの一年生。
(言い方が古いw)
…
私としては
もちろんわが子の成長は嬉しいものですし
幼稚園の頃より送り迎えがなくなった分、
かなり手がかからなくなったので
実子の小学校入学を
嬉しく思ってはいたのですが。
…
でも、
たったひとつだけ
ちょっと憂鬱なことがありまして、
それは
小学生になった途端に始まる
『子ども会活動』
なのです。
…
なにせ私の場合
上のお姉ちゃんたち(連れ子姉妹)の時は
彼女たちがもう小学校高学年になってから
突然
『新しいお母さん』
として現れたので、
当時は
この排他的な田舎町の子ども会が
かなりざわつきまして、
まぁまぁ好奇の目で見られたり
元嫁と仲が良かったらしきママ友が
私の行動を逐一元嫁に報告している風だったりと
何かと嫌な思いを
たくさんしたのです。
(連れ子たちも嫌だっただろうな)
…
そんな経験から
私にとっての「子ども会」は、
すごく億劫であり
全然楽しくないものでもあり、
参加すればもれなくご近所の奥様たちに目新しい噂の種を与えてしまうという
まるで鬼門のような場所
だったのです。
…
それでも
実子が今年から小学生になったことで、
やっと終わってホッとしていた子ども会に
また関わらなければならなくなったのです。
(まぁ実子のためだからやるけどさ)
…
そんななかですね、
先週の日曜日、
子ども会活動のメインでもある、
廃品回収
があったのです。
…
ま〜この田舎町はですね、
みなさん地域活動にすごく積極的でして、
その中でも
町の子ども達が活躍する廃品回収は
近所のジジババもこぞって協力してくれちゃうので
それはそれは大変な量の廃品が集まるのですよ。
(ありがたいことですけどね…)
…
しかも今回は猛暑の中での回収活動。
まさか1年生の実子だけ行かせるわけにもいかないので、
内心
『やれやれ…』
と思いながらも
私も一緒に参加する準備をしていたのです。
…
そしたら。
準備している実子と私を見た
連れ子の妹Bちゃん(中2)が
『あ、今日廃品回収なんだ?私も手伝う…?』
といってくれたのです。
…
…
Bちゃん…
アナタ、
普段はいつも
終始不機嫌で
永遠に仏頂面で
超絶感じ悪くて
私のお手伝いなど決してやってはくれない
反抗期女子なのに…
それなのに…
こんな暑い日の
廃品回収を
手伝って
くれるの…?
…
大好きなおねーちゃんと一緒に活動できるとあって
実子は元気よく
『やったー!お姉ちゃんも行こう!』
とBちゃんに飛びつきました。
…
Bちゃんはいつも通りの真顔のまま
淡々と着替えを済ませて
軍手を手に装着しながら
出てきてくれました。
…
ねぇ、、
この子、、、
やっぱり
ごくたまーに
すごく
いいところあるよね?
…
うちの連れ子たち両方に言えることなのだけど、
なにせ2人は
実子が生まれた時からずーっと
実子をとにかく可愛がってくれていて、
こと実子にまつわることとなると、
突如として
すごくいいお姉ちゃんの一面を
見せてくれるのですよ。
(ぜひそんな一面を継母にも見せてちょんまげ)
…
朝から30度を超える暑さのなか
Bちゃんは実子を連れて
はりきって廃品回収に参加してくれました。
…
そして実子もまた
美人な中学生のお姉ちゃんと一緒に活動するのが
よほど気分がよかったのか、
すごくすごく得意げな様子で
いつになくはりきって回収していました。
…
なんか、、
いつも態度も愛想も悪くて
身勝手で見栄っ張りなBちゃんに
ついイライラしてしまいがちな私ですが。
…
この時ばかりは
この子の思いやりのある一面を見られて
なんか少し安心したのと同時に
すごくすごくほっこりした
ピロコなのでした。
(ちなみに姉のAちゃんは24時間テレビを観るといってバカな徹夜をしていたのでまったく無関与でした)
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