こんにちは、ピロコです。
先日の夕方、
突然連れ子の妹Bちゃんが通う小学校から
私のスマホに着信がありました。
…
一体何事かと
恐る恐る電話に出てみると、
その電話の主は
Bちゃんの担任の先生でした。
先生が私に直接電話をかけてくるなんて、
Bちゃん、
何かやらかした…?
…
私は挨拶もそこそこに
先生に
『何かありましたか?』
と被せるように聞きました。
…
すると先生は、
その日あった出来事を丁寧に説明してくれました。
その内容がこちら。
学校で定期的に行っている
「いじめの実態調査アンケート」
に、今回Bちゃんが
「あるお友達がいつも自分をバカにするような態度をとるのでイヤな気持ちになる」
と記入した。
それを受けて学校側も何かしらの対応をしないといけないと思い、
先生とBちゃん+そのお友達の3人で話し合いの場を設けた。
そして最終的に
お友達がBちゃんに謝罪し、和解した。
…
そんなことがあったのね。。
お恥ずかしながらピロコ、
Bちゃんがそんな悩みを抱えていたなんて、
全然気づいて
いませんでした。
…
一通りの説明を終えると先生は、
『ご家庭でBちゃんからこんな感じの悩みは聞いてましたか?』
と私に聞いてきました。
…
知らんです。
…
言い訳がましいようだけどさ、
Bちゃんは基本的に
家でその日の出来事をキャッキャしながら話すタイプの子ではないので、
(私が継母だから心開いてないだけかな…)
学校でどんな様子なのかなんて全然話してくれないし、
私もわざわざ聞き出すこともしてこなかったんです。
…
なので
私は小さい声で先生に
「いえ、何も知りませんでした…」
と答えました。
…
うううう…
これってなんか、
先生に
『親子のコミュニケーション取れてねぇな!』
って思われてそうで
なんかツライ
私は穴があったら入りたい気持ちを
グッとこらえながらも
神妙な感じで
先生の話の続きを聞いていました。
…
すると。
その後も話をよくよく聞いて行くと、
なんだかちょっとその問題が、
あまり深刻ではない雰囲気が漂い始めたことに気づきました。
…
先生がおっしゃるには、
実はBちゃんとそのお友達はわりと仲良しで
休み時間はいつも一緒に過ごしているのだとか。
Bちゃんのアンケートの回答を受けて3人で話し合いをした時も、
Bちゃんとそのお友達はいたって普通な感じで、
お友達の方が
『ごめんごめん、そんなつもりはなかったよ!』
とさっぱりと謝罪し、
Bちゃんもあっけらかんとした感じで
『うん、いいよ』
と許し、
あっという間に
スッキリ解決した
らしいのです。
…
えっと?
ちょ待って、
どういうこと?
深刻な悩みじゃ
なかったの?
「いじめ調査」に書いちゃうくらいだもの、
なんなら
悩みぬいた末の
『最終手段』として
書いたんじゃないのか?
…
まぁたしかに、
気になることはなんでも書いていいのが「いじめ調査」だ。
些細なことでも深刻ないじめにつながりかねない時代だしね。
…
がしかし。
それにしても、
あまりにもあっさりしすぎていて
ピロコ
むしろ困惑。。
…
その日の夜、
私はBちゃんに先生から電話をもらったことを話し
こうつけ加えました。
お友達の態度に傷ついてたんだね。
きちんと話し合いができてよかったね。
もし今後も何かイヤなことがあったら
私にも教えてね。
…
するとBちゃん、
一瞬きょとんとした顔になって
私にこう言いました。
え?
別に悩んでないよ!
何か書かなきゃいけないのかなぁと思って
ちょっと気になってたこと書いただけ。
もう大丈夫だし
…
え。
『何か書かなきゃいけないのかなぁと思って』
書くもんじゃないだろ?
おかげでなんだか
大ごとになってるじゃないか。
どうやらこの件は
お友達のお母さんにも学校から連絡が行ってしまったらしく、
翌朝さっそくそのお友達のお母さんから
謝罪の電話が来ちゃいました。。。
ああ、なんだか
うちのBちゃんのせいで
むしろすみません、、
って気分になってしまいました。
…
結局、
本人同士はなんのわだかまりもなく
普段通り遊んでいるらしいのですが、
そのあまりにも気軽に書いてしまったアンケート回答のおかげで
周囲の大人が盛大に
振り回されてしまった
というお話だったのでした。
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