3年生のペットボトリ。
みんな完成しました。
製作中に地震や大雨による休校が重なったり、個人懇談で午後の授業がカットになったりしたものだから、予定より大幅に完成が遅れたクラスもありました。
手順のおさらいをしておきましょう。
導入には、イソップ物語の「おしゃれなカラス」というお話を読み聞かせしました。
ある日、神様が、
「いちばんおしゃれな鳥を王様にしよう。」
と言い、鳥たちのおしゃれコンテストを行います。
元来地味なカラスは、鳥たちが落としたきれいな羽根を自分のからだにくっつけて出場したら、まんまと優勝して、神様が
「彼こそが王様にふさわしい。」
と宣言してしまうのですが、他の鳥たちから虚飾を見破られ、剥奪されてしまうというストーリーです。
神様ともあろう方が、偽りの姿だということに気がつかないのかな?とか、カラス可哀想とか、やっぱり嘘で着飾るのは良くないとか、子供たちの感想も様々ですけど、
「みなさんのペットボトリにも、コンテストに出場してもらいます。」
と宣言し、だれよりもハデハデの鳥を目指してもらいます。
用意するのは500ミリリットルのペットボトル。ふたも必要です。
子供たちは初めて錐を使います。
本来どんな用途で、正しい使い方はどんな道具なのか、知識として説明しますが、今回はペットボトルにアルミの針金を通す穴を開けるだけなので、プスリと刺せばよいのです。
お友達にペットボトルを押さえておいてもらいます。
針金の長さは約40㎝にカットしておきます。ちょうど真ん中がどこなのか、折り目をつけて目印にして、ペットボトルに通します。
そのままだと抜けてしまうので、抜けないように折り曲げて、セロハンテープで固定します。
翼を作るために、色画用紙を用意しました。
ベースになる色は一人一枚選びます。
飾り付けには、図工室には、カラー別に仕分けした色画用紙の欠片が衣装ケースにたんまり入ってますので、それを使います。
条件は、左右対称であること。
裏も表もハデであること。
大きさの上限は、A4はラミネートフィルムからはみ出さないこと。だけどあんまり小さいと飛べないよね?
ラミネートしたものを翼の形に切って針金にセロハンテープで固定します。
ここから先は各自で気がすむまでデコります。
材料は、おうちから持ってきます。
校区の近くに100円ショップが2軒あり、日頃から便利なのですが、そのうちの1軒は、地震以降閉店したままでした。
ビーズ、モール、リボン、毛糸、カラーの光る折り紙、マスキングテープなど、いろいろ用意してきていました。
こちらからは、いろいろな色のスズランテープを用意し、衣装ケースの色画用紙も自由に使えるようにしました。
ボンドタッチとセロハンテープで固定します。
くちばしと目をつけなくては。
教室の端にワイヤーが張ってありますので、そこにクリップでぶら下げるのです。
そのためにペットボトルのボディーに紐をくくりつけるのに一苦労。
名札も工夫してデザインし、作者の名前と鳥の名前を書き込みました。
教室が華やかになりました。
このあと、互いに投票しあって、いちばんハデな鳥を選ぶのです。
作品展の時は、廊下の天井に画鋲でとめてぶら下げるのもいいです。
晩ごはん。
週一恒例の焼きそばの日や!と思い込んで帰宅し、野菜の準備をしはじめて気付いた事実。
「麺がない。」
最初、事態が飲み込めなくて、絶対あるはず…としつこく探したのですが、そうだ、買わなかったんだ…とだいぶたってから思い出しました。
中華麺は夫が大急ぎで買ってきてくれました。
ツバスの刺し身。
ネギ納豆。
白菜キムチ。
茄子の味噌炒め。
蒸したとうもろこし。
イカの塩辛。
ラッキードッグという名のビール。
なんでや?
来週の週間天気予報を見てゲッソリ。
大阪の最高気温37℃の日もある。まだ夏休みにもなってないのに。
地震、大雨の次に猛暑か。きついな。