「聖子さん、うちの店で似顔絵描くの、もう４回目くらいですよね。」
と、店主の二朗さん。
ミズタマ舎さんは、センスのよい器のセレクトと、作り手、使い手とのご縁を大切にする、二朗さん、美紀さんご夫妻の姿勢が信頼されている、人気のあるお店です。
日本のどこかが自然災害によって被災したとき、
「似顔絵会をするので協力してくれませんか？」
と、お店のSNSで呼びかけたら、驚くくらいたくさんの心ある方が集まってくださいます。
今回も、ニュースで水没した倉敷市真備地区の映像を見て、二朗さんにメールしたら、数分後には開催が決定し、さらに数分後には告知をし、その数分後、
「明日は家族四人で行きます！」
と、答えてくださる方や、
「仕事で行かれないけれど、写真で似顔絵描いてもらえませんか？」
と訪ねてきてくださる方がおられました。
当日は、三日ぶりにお日様が顔を出し、ムシムシと暑い日になりました。
私がミズタマ舎のお店に到着したら、すでに待っていてくださったご家族が、今回の一組目。
小さな姉妹とご両親を描かせていただきました。
そこから、ほどよく途切れずに、少し待っていただいたり、ちょっと昼ごはんを食べる隙間時間があったりしながら、20名あまりの方々が協力してくださいました。
本当に感謝しています。
小学校の図工の研究会でご一緒することの多い先生が、お子さんやそのいとこの子供さんたちを連れて来てくださったり、
美大の時の同級生のご夫妻が来てくださったりして、久々に嬉しい再会ができたり。
二朗さんがお昼ご飯に、美味しいおにぎりを用意してくださっていました。
あどけない幼い子供のおしゃべりにきゅんきゅんしながら、楽しくお食事もできました。
本当に、なんて素敵なミズタマ舎さんご一家！
いつもミズタマ舎さん主催の食いしん坊倶楽部でご一緒する珈琲車のトランクさんこと寺ちゃんは、写真を見て似顔絵を描きましたよ。
いの一番に連絡くれたのは彼なんです。ありがとう。
この日、協力してくださって集まった売上金は11000円でした。
このみなさんの温かい気持ちの塊のお金をどこに寄付しようか？
必ず１円も無駄にせず、生きて使ってもらわなくては協力してくださった方々に申し訳ない。
今回、大きな被害のあった広島県に住む同級生が、「コミサポひろしま」というNPOの小玉さんという方を紹介してくれました。
「4年前の広島土砂災害で立ち上げられ、常総市でNPOとなり、熊本でも長く活動されてきました。今回も高槻や茨木市の地震の屋根の修復に携わられたり、とことん献身的です！」
こちらに送ることにしました。
みなさん、ありがとうございました。
これからしばらく、チャリティー似顔絵会を続けるつもりです。ぜひ、ご協力ください。
晩ごはん。
ゴーヤチャンプルー。
茄子の南蛮漬け。
冷奴。
万願寺唐辛子。なんと、夫が食べたぶんは「アタリ」だったそうです！劇辛！
蒸したとうもろこし。
枝豆。
あぶったへしこ。
暑い１日。
本日も、居酒屋みたいな献立でした。
明日からも、頑張りましょう！