京都の桂に、「山田製油」という胡麻油の専門店があります。
いつも大きな容器で複数買い込み、切らすとまた買いに行ってる我が家御用達の胡麻油は、滋賀県長浜の「油甚」さんのものです。
また、空っぽになっちゃったところ、長浜まで行くのはちょっと時間が取れなくて、(油甚さんは、通販もなさっています。実店舗で買いたいと言うのは、我々が変なこだわりを持ってるだけ。)
桂のお店を試してみることにしました。
「山田製油」は、テレビなどでも時々見かける人気店です。
家からは、国道171号線に乗れば、高速道路を使わなくても一直線。
(実際には、171号線は時々曲がっています。)
高速道路より、地道好きなのですが、このルートは初めて。電車から見る景色、高速道路では見えない景色を確認しながら走りました。
桂に到着。
品揃えが豊富です。
胡麻油にも、種類があるのね。我が家は和食の調理にも胡麻油を使うので、それを伝えて選んでもらいました。
試食でいただいた胡麻豆腐、珍しい胡麻の佃煮、そしてラー油も購入しました。
胡麻を炒る焙烙や、おしゃれなすり鉢も並んでいるし、胡麻を使ったスイーツも販売しています。
店舗の隣には、胡麻油を使った料理を出すイタリアンレストランも。
駐車場が広いのも、人気店の証かな?
このあと、向かったのは洛西ニュータウンの中にある「竹の郷温泉」です。
http://k-eminence.com/dayuse/
きれいで広くて、設備が整っていて、リラックスできるいい温泉でした。
浴室と脱衣場の間に、からだを拭くスペースがあるおかげで、脱衣場の床がさらっとしていて、とても広々しています。
なので、湯上がりに浴衣を着込む時も楽々。
これこれ。
お風呂上がりにパリッとした浴衣が着てみたくて、わざわざこんな格好で出かけたのです。これは、大成功。
浴衣の下には、「ふぁんじゅ」という名の半襟つきの和装用Tシャツと、UNIQLOのリラコを装着しています。
そのスタイルで、パウダールームで髪を乾かして化粧をし直して、すっかり汗が引いたあとに、浴衣を着たらシャキッとしました。
浴衣の素材によっては、湯上がりすぐに纏っても気持ちよいでしょうね。
浴衣で日帰り温泉に行くなんて、着物隊のメンバーからは、
「上級者」
「フネさんも近いよ」
と、誉められたのですが、意外に楽勝でした。お試しあれ。
男湯から出てきた夫と、リラックスできるソファーにどっかり腰をおろして、スムージーなど飲みながら、ゆっくり読書しました。
気持ちよかった~♪
「フネさん」は、サザエさんのおかあさん。
現代社会において、毎日着物で生活するフネさんのスタイルは、着物女子の憧れです。いずれ、フネさんみたいに日常を着物で過ごしたいのです。
ところで、最近、欲しかったグッズをひとつ手に入れました。
「お風呂セット」のかごです。
日帰り温泉に行くと、常連らしき人がこれを持ち込んでいるのがずっと気になっていたのですが、100円ショップのセリアで見つけました。
底に水がたまる引き出しがついていて、濡れたものを入れても大丈夫。
この間、手ぶらで出かけたときに、温泉に備え付けのシャンプー&リンスを使ったら、髪の毛がバシバシになってしまったので、日頃使っている、自分の髪に合ってるものを持ち込めて安心でした。
たまに、とてもしっとりするシャンプー&コンディショナーが備え付けてあったり、鏡の前には優秀な化粧水や乳液がお試しできるところもあるので、それも楽しみなんですけどね。
帰りは亀岡経由で。
窓を開けると風が気持ちのよいドライブでした。
晩ごはん。
なぜか間違えて、ぶっとい山芋を2本も野菜室にストックしていました。
底の方に隠れていたのが夫に見つかり、即刻使わなければ!ということになり、今夜はお好み焼きです。
一口食べた夫が呆れて苦笑したほど、お好み焼きというよりは山芋焼という風情の食べ物です。
粉の量<キャベツの量<山芋の量。
揚げ玉(天かす)の買い置きがなかったので、ユルく溶いた小麦粉を油に落としてサクサクの揚げ玉もたっぷり作って入れました。市販のものより美味しかった。
具材は寿屋さんの厚目の豚バラのみ。
オタフクソースとマヨネーズでスリップウェア模様を描いてくれたのは夫です。
この上に青海苔と花鰹をトッピングして、私的には理想型のお好み焼きです。
ふわふわです。
酒は村祐。
箸休めにゴーヤと椎茸のいためもの。
山田製油の胡麻豆腐は、胡麻の味が濃い。生姜の効いた胡麻の佃煮を少し乗っけて、塩を溶いた胡麻油を垂らしていただきました。
胡麻油美味しい!