なごり雪。 | ママゲリア聖子の大阪ロマンチック

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北大阪在住、食いしん坊で呑んべえのなかよし夫婦のいろいろを記録しておきたいと思います。こんなに楽しい毎日、本当に感謝しています。

春から、東京に住む長男が、近々、住まいを探しに行ってくるという。
あなたの人生が始まっていますね。

生んでからというもの、あなたにはずっとずっと優しくしてもらってきました。
ありがとう。


私が小学校に上がる前の年に、父の転勤が決まって、大阪を離れて神奈川県に住むことになりました。

それまでずっと同居していた祖父母を残して、両親と妹たちと、引っ越しです。
国道の賑やかな交差点近くでタクシーに乗り込み、見送りに来ていた祖母とお別れをしたときの切ない気持ちを、忘れることはありません。
車を見送るおばあちゃんが慟哭していた。

夏の日でした。タクシーが新大阪に着くまで、私たち姉妹も泣いていたと思う。

なごり雪の季節ではなかったけれど、あの歌を聴くと、そのシーンを思い出すのです。


長男くんは、もう、私たちの近くへ帰ってくることはないのかなぁ。
私自身は、実家の近くで家庭を持ったので、家族と離ればなれになることを深刻に経験したことがありません。

夢をかなえるために上京する若者の前途を遮ることはしないけど、いつかまた身近に帰ってくる時があればいいのにという気持ちはあります。こんな気持ちが今後どのように揺れるのか、消えてなくなるのか、自分でも想像がつきません。



山形正宗は、口にいれたときのなめらかさに感激します。そのあと、印象は変化しますが、 飲み干したあとの余韻も好ましい酒です。

いちごの爽やかさとも合います。


晩ごはん。

次男は鍋物が続くと不満そうですので、別メニューを用意しておきました。

私と夫は、毎日鍋でもかまいません。

モヤシとハムとちくわの塩炒め。
こんなのも好きや。