今日の晩ごはんはお好み焼き〜
我が家は、お好み焼きのときはお好み焼きだけ。
旦那だけはごはん付きです。
私は……
お好み焼きだけで物足りんかったらもう1枚食べる派
そんな今日は、またまた実の無いネタの日記です。
ここ最近、スカステでは「アンナ・カレーニナ」祭りでしたね。
私の中では1番最近の美弥ちゃん主演バージョンしか勝たんなのですが
その中で、チャイコフスキーの弦楽セレナーデが使われてるんです。
1楽章と2楽章。
2楽章はワルツなので穏やかな場面で使われてますが
1楽章の冒頭はドラマチックな、胸が苦しくなるような場面でバーン💥と使われていて
それもまぁまぁ長めに流れます。
私は、このチャイコの弦楽セレナーデフェチなので
ちょっとしたこだわりが、まぁかなりあるわけなのですが………
んーーー、著作権的にあり得ないかもしれませんが、この弦楽セレナーデ、おそらく宝塚オケの演奏では無いのではないかと。
いや、もし宝塚オケの録音だったとしたら非常に失礼な話なのですが……
このフレージングの持って行き方、
この内声(2nd.ヴァイオリン、ヴィオラあたり)をしっかり響かせてくる作り方、
胸を鷲掴みにされるような切ないサウンド……。
これは、あのサイトウキネンではないかと……。
それも、まだまだお元気だった頃の小澤征爾さん指揮。
1992年、松本で開かれた最初のサイトウキネンフェスティバルでの演奏。
オープニングコンサートで演奏されたのが、このチャイコフスキーの弦楽セレナーデなんです。
アンナで使われてる弦セレ、これじゃね?
1992年の録音。
もっと後でCDになった録音じゃなくて、1992年の、これ。
……という話をねーさんに何回もして、
聞いて!ちょっともっかい聞いて!
とウザ絡みしてるちびうさです。
ただ………
めちゃくちゃ聞き込みすぎて「やっぱ違うかも」となってるのは確かでして
所詮は素人耳で聞いて、感覚で判断してるだけのこと。
でもね、オルフェウス室内管弦楽団とか、マリナーのアカデミーとか、もちろんベルリンフィルとかとは絶対に違うんです。
著作権的にやっぱり宝塚オケなの?
そうだとしたら妙に上手すぎるのよね(めっちゃ失礼)。
チャイコフスキーの弦楽セレナーデは、学生時代、それこそ血を吐くレベルで先生や先輩方から叩き込まれた曲で、
この曲のせいで体重が6キロ落ちたなかなか壮絶な思い出の詰まった曲です。
ちなみに私は弦楽器専攻ではありません。
師匠が、弦楽アンサンブルをサックスのラージアンサンブルで敢えて演奏する団体を主催しており、私もそのメンバーでした。
「練習は厳しくて苦しいもの。その足掻いた先にこそ喜びを感じられる本当の演奏がある」
師匠の言葉です。
なんか……いろいろ身に沁みます。
ですが、それだけ苦しい思いをして取り組んだこの曲は私の一生の宝物で、
今でも大好きな曲。
ハ長調の音階がどうしてこんなに美しいのか…突き詰めれば突き詰めるほど奥が深いです。
アンナで使われてる弦セレ。
どこの演奏なのかなぁ