和希そらくん、卒業の日…でした。

昨日の夜おそく東京から帰宅して、

今日はリビングで配信を見ました。



一昨日、2階席最後列からそらくんを観たばかりだからでしょうか……

それとも、昨日の明治座で、美弥ちゃんの燕尾姿を見れたからでしょうか……

それとも……

配信を見ているとき、隣にねーさんがいたからでしょうか。

今までのご贔屓(と言ってもファンクラブには入っていませんが)の卒業を迎えた中で、いちばん穏やかな見送り方をしたような気がしました。


悟ったわけじゃない。

そらくんが宝塚からいなくなるのは嫌。

卒業後、どんなにたくさん外の舞台で活躍しても、

宝塚の舞台でそらくんを見られなくなるのは嫌。

それでも……大好きな人の決めたことだから……

黙って目を閉じて、なるべくいろいろ考えないようにして、静かに見送ろうと決めた。


私が「あ、なんかあのコ好きなタイプラブラブ」と、そらくんを認識したのは、博多座の「黒い瞳」をスカイステージで見たとき。

そのあと、ブログで知り合ったお友達が、いつもそらくんのことを熱く語る影響からニコニコ何となく観劇の時も目がいくようになり

遅ればせながら魅力に目覚めたのが「シャーロック・ホームズ」のレストレード警部。

いや、どちらかと言うと、ショーの「デリシュー」の3色旗カラーの場面で、赤いスーツ姿で踊るそらくんを観たとき。

でも、「夢千鳥」は公演中止になって観劇叶わず

「プロミセス・プロミセス」はそもそもチケットが入手できず、結局雪組になってからしかちゃんと観てませんアセアセ


なんだろう……

いつもそう。

わたし、ドボンとハマるのが遅いんですよね。

大むかし、涼風真世さんにハマったのはトップお披露目公演の「ベルサイユのばら〜オスカル編」だし

その次、安蘭けいさんにハマったのも大劇場トップ2作品目の「エル・アルコン」

次にハマった美弥ちゃんは「グランドホテル」のオットー。


このお3方の卒業は文字通り大泣きで……

特にかなめさん(涼風さん)のときはかなり後遺症が酷くタラー

その後、何年も宝塚を観ることができませんでした。

あー、でも美弥ちゃんのときも観劇中に脱水起こすレベルでぼろぼろ泣きながら観劇してましたね。

美弥ちゃんと珠城さん退団のあったあの数年は、泣きすぎて身体の水分がカラッカラだった気がします。


とまぁ……それらを思えば今回のそらくんのご卒業は比較的落ち着いて受け止められたかもしれません。

配信では、

実際の観劇中はどうしてもオペラでそらくんを追いかけている為に見れていなかったアングルを沢山見ることができて、いろいろ新鮮でした。

いちばん胸に刺さったのは、そらくんが歌ったり踊ったりしている……その姿を限りなく優しい目で見守っている咲さんの表情。

なんて……なんて優しさに溢れた表情をするの?咲さん。

自分自身も既に卒業が決まってて、その上で、ひと足先に新しい世界へ旅立つ仲間を……なんて優しい愛しむような瞳で見つめるんだろうか。

変な言い方なんですが、咲さんの眼差しには母性を感じました。


そらくんは……この先、どんな姿を見せてくれるのだろうか。

美弥ちゃんみたいに数年後、男役を思い出させてくれるような舞台姿を見せてくれるのだろうか。

楽しみだとか、待ち遠しいとか、今はまだ全然そんな気持ちになれなくて、

今はただただ寂しくてたまらないんだけど………。


How lucky I am to have something that makes saying goodbye so hard.


プーさんのぬいぐるみ………やっぱり買おうかなぁピンク薔薇