冷房をつけていたのに
２～３日、窓を開けて過ごしたかと思ったら
その数日後は寒い！寒いっ！！
秋という秋を感じる前に
一気に冬がきてしまったみたい
要介護状態で施設入所している母。
以前のように「帰りたい…
」と泣くことは少なくなったものの
やっぱり、自宅へ連れて帰って上げたい。
暑い時は…
寒くなってからは…と
気候の良い時期にと考えていたものの
10月は、何かしら忙しくてタイミングが無くて
もう11月を逃したら
連れて帰って上げられる日は無い
と、焦ってこの休日になんとか段取りをつけたのが
本当に良いタイミングでした☆
一気に寒くなってしまって
これから、インフルエンザや
感染症が流行り始める頃になると
施設から出ることも許可されなくなりますからね。
11時頃、実家へ行くと
母は既にベッドで休んでいました。
そして父は、母のリクエストで
お寿司を握っていました
母に声を掛けると
「家に帰って来られたよ。」っていう
嬉しさで涙。
それから、最近お決まりのセリフで
「Fuu。と(旦那)君が来ても、泣くな。
喜ぶなって…お父さんが。」と
じっと泣くのを堪えて私を見つめる(笑)
父から、泣いて困らせるな。
心配させるな。って事を言われたのかな。
喜ぶな。は、
喜んで、嬉しいからって
いつまでも帰らせないと
私たちにも家庭があって迷惑を掛けるから
喜ぶなって事を言われたみたい(笑)
施設へ面会に行くと
「だからね…帰れ！帰れ！帰れ！帰れ！」
って手で払うようにするのが
もどかしいやら、面白いやら。
特養に入所してから
レンタルの福祉用具を返してしまったので
ベッドは、電動リクライニングの簡易ベッドを購入。
福祉用具では３ヶ所レンタルしていたスロープは
父がコンパネを使って
長いのを１つ作りました。
車椅子は、施設から借りて帰って
テーブルは、私の職場(デイサービス)で
車椅子に取り付けるタイプの物を借りてきました。
本当にありがたいです。
日の当たる縁側で
父の握ったお寿司を一口で頬張る母
アジ、コノシロ、タチウオです☆
我が家のにぎり寿司は
酢で絞めたお魚で握るのが主流でした。
母の絞めたお魚。
母の作る酢飯は最高に美味しかった
大皿いっぱい！２皿分のお寿司が
あっという間に無くなっていました。
母は、それ以外に親戚やご近所さんにも
作って持って行って上げていたので
朝から夕方まで台所で忙しくしていたのを
思い出します。
父が最近作るお寿司は
お塩少なめを心掛けていて
そんなに酢で絞めた感じではないので
正直、私はちょっと苦手
美味しいんだけどね
母はアジ３、コノシロ１、タチ１
合計５つも食べちゃいましたよ
以前は、食事を終えると直ぐに
横になりたがった母ですが
今日は、３時間以上も車椅子に座って
お喋りしたり、歌ったり
父と２人でカラオケ
もしました
意味不明。
トンチンカンな事ばかり言って
支離滅裂…
泣いて鼻水垂らして…
それでも、以前のように
どこを触っても
どう動かしても
「痛い！痛い！！」って言わなくなったし
「お父さーーーん！fuu。～っ！！」
てわめかなくなったし…
一緒に過ごしていても
とっても楽で
今の状態なら在宅介護は難しくないと思えるけれど
現実的には、そうもいかないのが
辛いところです。
少しでも父の近くに居たい母。
少しでも父に触れていたい母。
カラオケをしながら父の肩に触れて
おーい！倒れるぞっ
ってそんな危険もかえりみず近づく(笑)
父は、やっぱり優しい人だ
夕ごはんは、サバフグを使ったお鍋
に、雑炊。これも、母のリクエストだったらしい。
私は、夕方用事があって帰ったので
母を見送ることは出来なかったけど
本当に連れて帰って上げられて良かった。
次は、いつかな。