安静指示が出て、安静を出来るだけ頑張りました。
ですが、小学生組、保育園児などは私のサポートなしではあまりに可哀想なので、
なるべく負担のない生活を心掛けました。
主人の朝ごはん、弁当など用意し、朝ごはんは一緒に取り、薬を飲んで、送り出したら、少し休憩。
休憩後すぐに小学生組、保育園児、中学生。
中学生は自分で何でもしてくれますので、朝ごはんだけ用意。小学生組、保育園児は、身支度や、朝ごはん、水筒用意とバタバタ…なるべくゆっくり動き、力など負荷がかかることは避けました。
小学生、中学生見送り後は、
保育園児を車で送って行き、帰宅。
帰宅後は、再び横になり、うとうと。
この時は何をするのも負荷がないように、
なるべく横になっていられる様に努力しました。
この時の1番メンタルを少しずつ壊されていた様な
感じになっていたのは、
トイレ、シャワー時などの出血。
トイレに行く度に不安が募り、トイレに行く度に心配になり、情緒不安定に拍車がかかっていました。
悪阻で吐く際に、力が入ったりして、血が垂れるくらいに出た時などは生きた心地がしないくらいに怖かったのを覚えています。
血の気が引くそんな感じでもありました。
そんな生活を始め、5日目。
いよいよ、病院での経過、診察日。
恐怖や不安もありましたが、
赤ちゃんに会える、
会いたいという、気持ちも高鳴っていました。
お腹をさすりながら、
ママに元気な姿を見せてね。
ママは貴方に会いたくてたまらないよ。
そんな事を自然と口から出していた私はきっと、
まだ見ぬ子を愛し、想っていました。
病院に着き…
尿検査。うん、出血はしていない、大丈夫。
血圧、正常。
診察待ちはとても長く感じました。
そして、呼ばれ内診。
・出血は?どうですか?
・悪阻で吐いたり、あまり動き回ると多少増えたり、垂れるくらいの出血があったりします。
・そうですか。上にお子さんもいますし、
絶対安静などは難しいとは思います。
ですが、なるべく安静を心掛けて下さい。
・分かりました。
・赤ちゃんはまだハッキリは写りませんが、
袋は確認出来ます。
言葉は中々出ませんでした。なぜなら、
袋は前回より大きくなっていましたし、
心音は確認しませんでしたが、
袋の中ピクピク動く我が子。
泣くのを必死に堪えました。
良かった。
会えたね。
元気だったね。
ママも貴方に会えて嬉しかった。
もう少しママと頑張ろうね。
赤ちゃんと気持ちがリンクしているみたいでした。
診察後のお話で心配であった赤ちゃん。
先生は、
・今はハッキリとは回答できません。
まだ出血があり、油断は出来ません。
ですが、袋はあります。
次回来た時にはハッキリ出来ると思いますので、
薬を2種類から3種類に増やし、安静を心掛けて
また5日後に来て下さい。
薬が増えたのは心配でしたが、
きっと大丈夫だと思えたのも事実でした。
主人にエコー写真をLINEで送り、
先生の話しと、経過の話しをしました。
主人は袋が大きくなっているのはいい事だと、
少し安心しているみたいでした。
安静をなるべく続けて、頑張ろう?
赤ちゃんの力を信じよう。
帰宅後、子供達にも袋は大きくなっているし、
出血がなくなれば、大丈夫だと伝え、子供達も安堵した様子でした。
・ママは無理しないでね?
四女の言葉が胸に刺さりました。
2年生のお姉ちゃん…
いつの間にそんな事が言えるお姉ちゃんになったの?
嬉しくてたまらなかったのを覚えています。
中学生は、
・ママ大丈夫だって!だってママとパパとの子だよ?
大丈夫だよ!
そんな言葉が強い勇気と力になりました。
この時はこのまま、赤ちゃんを10か月間
お腹で大事に守り、家族で迎えてあげられると、
期待をし、少し張り詰めた気持ちにもゆとりが出てきました。
そして、いつもと変わらぬ毎日から、4日後…
雲行きが怪しくなり始めました。