ひるやすみ日記 -6ページ目

ひるやすみ日記

何年やってもいまいちだあ。

子どもたちは月一回離婚した夫に会いに行っている。
調停でそう決まった。
もう2年続いている。


日曜日のある日、

一緒に暮らしている私の母が「今日、何食べたい?」と聞くと、

長男が「オムライス!」と言った。
母は思わぬリクエストに「そんなの出来ないよ~」とややむくれた。

私は、離婚前に作ったことがあるのを思い出し、
「それじゃ、ママが作るよ」と腰を上げた。


ウインナーソーセジと玉ねぎを刻んでケチャップでいためたご飯。

それをうす焼き卵で巻けば格好は付くかな。

安易な計画を立て、取り敢えず玉ねぎを剥きはじめた。

そばで長男が「茶色いのかけるよねえ~」なんて言っている。

デミグラスソースのことだろうか?そんなの食べさせたことないよなあ。
「taiそんなのどこで食べたの?ガスト?パパのとこ?」と聞くと、
「もちろんばあばが作ってくれたんでしょ~」と返事が返ってきた。


その瞬間プチっと切れた。


月一回面接を終え、楽しそうに帰ってくる子どもたち。

その後ろに見える夫とその両親の満足そうな顔。実際のところは知らない。

あくまで想像にすぎないのだが、月一回必ず心が乱れる。
はじめは子どもの精神状態を心配していたが、影響を受けているのは大人かもしれない。


「じゃあ、ばあばに作ってもらいなよ。ママ料理下手だし」と大人げなく、呟いてしまった。
幸い子供には聞こえなかった。

やる気は急激に失せていったが、剥いてしまった玉ねぎをどうすることもできず、刻み作業に移った。

ご飯を炒めて、皿に成型し、卵を二つずつ使って薄く焼いて、ご飯にかぶせて出来上がり。
彩りは良く、卵にたっぷり砂糖を入れたので甘い匂いもしている。
我ながらちょっと満足の出来だ。


子どもが匂いにつられてやってくる。
「わあ、美味しそう!ママすごーい」

お世辞ものの長男がニコニコ抱きついてくる。
予想外の反応の良さに、ちょっと気をよくした私は、

オムライスにケチャップでそれぞれ子供の名前を書いた。



猫舌の子供たちなので、普段は冷ましてから食べさせるのだが、

「温かいうちに食べてみる?」と食べさせた。
長男は「うん!美味しい!」とどんどん食べてくれた。

次男も「美味しい」と低い声で言って食べてくれた。

いつもは手で触ってみたり、散らかしたり、遊び食べしたり、なのに。


長男は端からすごーく丁寧に食べていった。

ちょっと大きめだったので、私は何度も

「tai、無理しなくていいんだよ。おなかいっぱいなら御馳走さまして」と言った。

照れ隠しもあった。


「美味しいよ、ママ、美味しいよ」と、結局全部平らげてくれた。
きっと少しはお世辞も入っていると思う。

でも本当にうれしそうに食べてくれた。



不覚にもちょっとウルウルしてしまった。
ごめんね、ごめんねという気持ちだった。

大人げない自分が恥ずかしかった。


子供は全然悪くない。
なのに、大人の犠牲になるのは弱い子供。
本当に本当にごめんなさい。
こんな私の子供なのに、優しく素直でいてくれてありがとう。


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今日、患者さんからアスパラをもらった。


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紫アスパラ!製作者の名前(仮名だけど)入り!



「皆さんでどうぞ」と。

この台詞がかなり状況を左右する。

受付で渡すにしても、「先生にどうぞ」とか言ってくれると、私に回ってくる。

でも、「皆さんで」となると、受付の子が得意げに診察しに入ってきて、

「先生、これいただきましたんで、御礼言っておいてくださいね」と言って、品物は持って行ってしまうのだ。


ま、いいんだけど。

私がもらったとしたって、皆にばれている以上、ひとりで持って帰ることは出来ない。

「これ、皆で分けて~」と、それこそ手柄顔で言って、渡す。


勤務医のころはお金や商品券を貰うこともあった。

やっぱり、看護師や事務員の前でもらうと、ひっそりと持って帰ることは出来なくなる。

「じゃあ、これで飲みに行こう!」とか何とか言わないと、恰好がつかない。


一度なんか、そのままポケットに入れる訳にもいかず、診察室の引出しに入れておいたら、翌週診察時にはなくなっていたことがある。

きっと、同じ机を使うドクターが持って行ったんだろうけど、泥棒だよね。

結構根に持ってるよ、私は。


一番望ましいのは、人影のない廊下とかで、呼び止められ、ポケットに封筒を突っ込まれるパターン。

ちょっと慌てるが、一回は固辞するが、たいていはポケットにそのままおさまる。


まあ、この頃はすっかりなくなっちゃった習慣だなあ。

別に心付けもらったからって、特別扱いするわけじゃないんだけど、感謝されていると感じるとやっぱり嬉しいのですな。




幼稚園の連絡帳に手紙を書いた。

結構丁寧に。


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帰ってきて早速返事を確認。


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うんっ?次のページか?
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はんこ一個。終わりだった。


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ちょっとがっかり。