こんばんわーけいこままですいいね!くださった方ありがとうございます
少しでも悪性リンパ腫になられた方の参考になればいいな
1年後、2年後、5年後 こんなことがあったねって笑顔で
読み返すことができればいいなっそんな気持ちにこの頃ようやっとなれて
ブログ書こうと思った次第です
前回の続き書いていきますね
検査が一通り終わり骨髄穿刺の結果を待っていたある日の事
いつも主治医と一緒に回診に来るインターン?の先生が
病室に現れた。私の顔を見るなり開口一番に
「けいこままさん。北大に送った検体の結果が届きました」と言った
私はこの時「あれ?主治医の先生は検体が届くのはもう少し先だと
言っていたのに早くない??」と思いながらも
この若きドクターの言葉を聞いた
「良性です」 間違いなく彼はこの時こう言った
私は思わず「間違いなく良性なんですね」と念を押した
同室のおばあちゃんたちも一緒に聞いており自分の事のように喜んでくれた
(今思えば病室でいうことじゃないよね)
悪性じゃなかった私は助かる肝臓の腫れが引けば家に帰れる
大好きな介護の仕事にも戻れるこの時はそう信じて疑わなかった
家族に電話して良性だったことを報告した
みんなものすごく喜んでくれて、早く退院できるといいなとまで言ってくれた
そう、これは最悪のシナリオの序章部分。主治医は出張中で6月末の金曜日の話
週が明けて月曜日。主治医が出張から戻り外来終了後の話。
「けいこままさん、担当の先生が話があるそうです」と呼ばれ
カンファレンスルームに向かった
能天気な私は「今後の治療の話かな?それとも肝臓腫れているけど
退院の目途が立ったという話かな?」と自分のいいように明るい未来しか
見えていなかった
カンファレンスルームのドアを開けた瞬間・・・ものすごく空気が重かった
「けいこままさん。検査の結果が出ましたのでお伝えしますね。検査の結果
悪性でした」ドクター
「良性じゃなかったの??」
「悪性リンパ腫の大細胞型Bリンパ腫です。これは血液のがんと言われ
けいこままさんの場合は肝臓に4つの腫瘍がありリウマチで服用していたリウマトレックスが免疫を
抑え込んでいたため普通では現れないガンが発症したと考えられます。いずれにせよ
ご家族に明日来てもらえるように話していただけますか?説明します」ドクター
心の中で「良性だって言ったじゃん」「私がガンなんて何かの間違い」
「家族悲しませる」・・・いろんな感情が噴出した
家族に報告したらすごくショックを受けていたようだ
とりあえずこの日は家族に説明に来てほしいこと伝え病室に戻った
長い・・・長い夜が来た眠れなかった