ロシアンルーレットでおもてなし | うふふ Kurashiki

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倉敷の美味しいお店を探検します。
時々インテリアのことなども。

週末のお話。


私が「先生」とお呼びしている奥様と、ダンナ様、高校生の娘ちゃんをお招きして、我が家でディナーをご一緒しました。


メニューは、夫が焼くステーキと、手巻きスタイルの生春巻き。


それと、手まり寿司。


メニューが決まったら、何か楽しいことできないかなあと思い始めた私。


新聞紙を丸めて棒にしたものとヘルメットを使って「叩いてかぶってじゃんけんぽん」・・・「ジェンガ」・・・「味覚対決」・・・どれもしっくりこない・・・。


あきらめて、手まり寿司の具材を考えていた時に、あるアイディアが。


手まり寿司の中の1つにからしをたっぷりと入れて、ロシアンルーレットをしよう!


わはははは


イイこと思いついちゃったー♪


思いついた日の夜は、からしを口に入れてしまった「誰か」を想像すると眠れませんでした。


いつも冷静で気品あふれる先生が、大量に仕込まれたからしを食べたら、くくく、一体どんな音を出すんだろう。ぶはぁって口から噴射したりするかなあ・・・いや、先生は・・・しないだろうなぁ・・・


先生のダンナ様、どっしりと落ち着いていながらも女性的な繊細さもある、静かな微笑みを絶やさない紳士の中の紳士。その微笑みを絶やす時が・・・いひひ・・・来るのかなぁ・・・


高校生の娘ちゃん、今どき珍しいくらい優しくてイイ子だから、きっとからしは当たらないだろうなあ。なんか当たる気がしないなぁ・・・


手まり寿司を食べる頃には、夫には相当な量のアルコールが入ってるだろうし、良いリアクションしそうだなあ。夫に当たるってわかっていたら、わさびも追加するんだけどなぁ・・・


うちの子供たちに当たるというのは・・・なんだか想像しにくいけど、豪快にブハアと吐き出してしまって、被害が大きそうだからイヤだなぁ・・・


え?私?


数年前、プチシュークリームにからしを入れたロシアンルーレットで、仕込んだわたくし自ら、当たってしまった暗い過去があるだけに、ここは避けたい、なんとしても避けたい。でも、過去の経験上、こーゆう悪運を引き当てる才能は・・・ある・・・よな・・・


と、こんなことを考えていると、どんどん眠れなくなっていった私。 ←アホ


決戦?当日。


3種類の手まり寿司を作りました。


スモークサーモン+きゅうり+アボカド


生ハム+クリームリーズ+パセリ


ローストビーフ+ねぎ


これを全部で26個つくり、その中の1つに、大量のからしを仕込みました。むはは。


つくった手まり寿司は、いったん器に入れてごちゃ混ぜに。


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それをゲストの娘ちゃんと、うちの娘とで、ラップから出してお皿に並べてもらいました。


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私は、3種類のうちのどの種類の手まり寿司にからしが入っているかは知っているものの、それがどれかはわからない状態に。


さらに、私が食べる手まり寿司に限っては、夫が選んだものにするという公平っぷり。


さて、いただきます。


ゲストにはすでに、からしが入っていることを伝えてあるので、からしの威力を知らないうちの娘以外は、みなさんなかなか手が出ません。


そりゃそうだ。


それでも、少しずつ手が伸びて・・・


見事にからし入り手まり寿司に当たったのは・・・







先生のダンナ様!!!!!!!!!








きゃはははははははははは!


「 んぐっ 」 という声を出して、固まって動かなくなったダンナ様。


取り乱すでもなく、吐き出すでもなく、動かないことで苦しみを表現するとは、さすがの紳士!


いよっ! 紳士っ!



あー楽しかった!



でも、後になってよく考えてみると。


目上の方をお招きした席で、ロシアンルーレットちゅうのは・・・ちょっと不適切だった・・・?!


先生は、文字通り私の「先生」であり、人生の先輩。


先生のダンナ様は、夫の先輩。


冷静になって考えてみると・・・そんな方たちに・・・なんで・・・からしを・・・?


思いついて、嬉しくなって、まっしぐらだったけど。


いつも大きな器で受け止めて下さる、先生ご夫妻に感謝します。

そんな寛容な先生ファミリーが持ってきて下さった「 岡山ロール 」。


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吉備団子、清水白桃のジャム、ジャージー乳を使ったスポンジ生地に、黒甘納豆。


これらの岡山名物を、一度にぐるりとロールに巻き込んでしまった、欲張りなお菓子。


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なんでだろう、この心意気に、くくくと苦笑してしまうのは。


ごちそうさまでした☆