消えろ・・・ | 綾野剛とCATSにまみれの毎日

綾野剛とCATSにまみれの毎日

綾野剛さんは私の救世主。

私に、●●という友人がいた。そう、いた。・・・もう、いない。

●●は、時折、森に出掛けていた。
突然、声をかけられたと。知り合いが出来たと喜んでいた。
ホントに楽しそうだった。遊園地で遊ぶ子供のように、毎日、笑っていた。

しかし、数日経った頃、自分の中に
自分ではない自分あさましい自分を見つけてしまったと肩を落としていた。
そう話しながらも、●●は視線を落としたまま、指を動かしていた。

ある日、●●は灯油を買いにガソリンスタンドに行った。
ポリタンクを持った●●に、後ろの人が声をかけた。

おい!それはガソリンだ!

●●は体が凍りついたと言った。
それなのに、家に帰った●●は、また、視線を落としたまま、指を動かしていた。
でも、泣きながら・・・自分ではない自分は笑っている。醜態をさらしながら。

●●の奇行は続く。
気付くとテーブルの上に、手付かずの食事が。
『お腹空いてないから、いらないや。』『めんどくさい。食べなくていいや。』
そう、ずっと、視線を落としたまま、指を動かしていた。
また、泣きながら・・・自分ではない自分は笑っている。醜態をさらしながら。

守らなくてはいけない小さな命達が
お帰り~(*´∀`)だっこして~(^_^)ご飯ちょうだい~(^o^)

うるさい(`´)黙れ(*`Д´)ノ!!!
邪魔をするな!!!

怒りで身体を震わせながら、怒鳴り散らしたと言う。
その時も、視線を落としたまま、指を動かしていた。また、泣きながら・・・
そう、また、自分ではない自分は笑っている。楽しそうに。更に醜態をさらしながら。

助けて・・・助けて・・・壊れるよ。聞こえた気がした。
●●の頬は削げ、下着さえも脱げるほど、痩せていた。

●●は『小さいからイライラするんだ!大きくすればいい( ☆∀☆)』
そういって、出掛けた。
自分ではない自分に支配された●●は、微笑みながら出掛けたらしい。

大きな手段を手に入れた●●
しかし、視線を落とすのではなく、真下を向くようになってしまった。
真下を向いて、指を動かしていた。しかも両手を動かしていた。

以前より、もっと、森に出掛けるようになった。

もう、とっくに気付いているはずなのに・・・
森の住人達は、●●は仲間ではなかったと、●●はイラナイと、そう、囁かれていること。
気付いていただろ?話しているのは影だと。無数の眼に見張られていること。

自分の姿を見てごらん。
髪は地面を這い、耳を塞ぎ、瞳は光を無くし、口は耳まで裂け、
全身を覆う汚れた体毛は異臭を放ち、呪われた両手には黒く尖った爪まで・・・
そんなお前を誰が受け入れるか!
その姿は、無知、無教養、無秩序のお前自身が作り上げたんだ!!!

なのに、なぜ続けるんだ?
そうだな。雪が降ったら、森には行けないからな。
雪が降ったらと自分から言ったのか。
雪が降ったら終わる。されることをしたから、終わる。
雪が降るまで続けるのか?
今日で最後にするって言っただろ?

なぜ、続ける?
なに?されるのを待ってるのか?
方法がわからないのか・・・

贈り物をする?
もういい、なにもするな!それ以上醜くならなくていい!
明日は雪が降るから?やり方がわからないから?
サヨナラを言いたいのか。ゴメンナサイが言いたかったのか。
少しは人の心が残ってたのか・・・
でも、もう、届かないぞ。それでもいいのか?

雪が降ったことを教える?
されるのを待ってたのか・・・
『していいよ』そう告げてきたと、言いに来た。


●●!終わったんだろ?なぜ、暴れる?
違う!そうじゃない!それは攻撃だ!止めろ!


方法がわからないんだな?
分かった。これから言うとおりにしろ。
まず、お前は●●という名前を捨てろ。お前は名無しの気味の悪いバケモノだ。
その姿では、誰も相手にしない。孤独の闇で暮らせ。
それがお前への制裁だ。
次は、入口を塞げ。そうだ、森の入り口だ。
そう・・・森にお前の居場所はない。

森から消えろ・・・

それがお前に出来る、最初で最後の礼儀だ。

消えろ・・・


●●は、もう、いません。
もし、あのまま、森に通い続けたていたら・・・

便利になると並行して現れる依存症。厄介ですね。