夏休みの思い出は
たのきん協奏曲で書いた
Y子を抜きには語れない
中学まで一緒だった
双子の姉と別の高校を選び
初めて一人での学校生活
不安よりワクワクが勝っていたのに
入学式早々の
たのきんの洗礼に
すっかり委縮した私
そんな私を
なぜかY子はとっても気に行ってくれて
世間知らずの私を
あちこち連れて行ってくれた
学校帰りにどこかに寄るなんて
それまでしたこともなかった私
Y子が
「一緒にいこ」
と誘ってくれて行く場所は
どこも楽しかったなぁ
サーティワンや喫茶店
デパートの雑貨売り場
学校帰りにサーティワンの
キャラメルリボンやロッキーロードを食べたり
めっちゃ流行っていたビッグパフェを
ふたりでシェアしたり
ラーメンだって食べに行った
どれもこれも初体験
今思い出してもキラキラした思い出
東京のキラキラした街にも
ふたりで電車に乗って出かけた
父は結構、厳しい人で
東京に遊びに行くなんて
親同伴でなければ許さなかったのに
Y子のことはとても信用していて
Y子となら行ってもいいと許可してくれた
原宿や六本木
渋谷に青山
私ひとりでは、永遠にたどり着けないし帰れない(笑)
竹下通りでクレープ食べて
アイドルグッズやアクセサリーショップ覗いたり
六本木のマンションのところで
【出待ち】というのも
やってみた
トシちゃんの【出待ち】をしながら
Y子は
「次はマッチのこと待ってみようね」
という(笑)
いや、マジ、ホント
私、マッチファンじゃないよー(笑)
絶対に解くことのできない誤解(笑)
けっきょくトシちゃんには会えなくて
なぜか突然現れた
柴田恭兵さんに
「静かに待つんだよ」
と注意を受けた
その場にいた全員が
きゃぁぁぁぁ❤
君たちトシちゃんファンじゃないんかい
柴田恭兵さんを知らなかった()私は
私の真横に立つ柴田恭兵さんを見上げ
「誰誰」
Y子に助けを求めた
なんてこともあったなぁ(笑)
夏休みの思い出
沖永良部島 編 に続く