2度目の入院のちょっと前に

離婚した元夫と、夫と暮らしている息子に

会えない原因が解決したので

引っ越しも済んでいるし

もうなんの心配もなくなったと

明るい気分で過ごしていたのに

体調は気分と裏腹に

どんどん悪くなる一方ショボーン

 

仕事が激務、というのが理由なのはわかっているけど

働かないわけにいかない。

 

前述した通り、退院時の体調は7くらい。

遅番、早番、夜勤と、なんとかこなしてはいたものの

段々と体が利かなくなっていく。

9月は体調7

10月は6

11月は5

という感じ。

 

足がうまく動かなくて、ラッシュ時の駅では

もたもたしている私を突き飛ばして

 

ちっムカムカ

と舌打ちしていくサラリーマンさん。

 

突き飛ばされて踏ん張れなくて

転んだ私を踏んづけていく学生さん。

 

そんなことが日常になり、

私の体は青あざと擦り傷で

パッと見、ゾンビみたいガーン

 

職場でも転びまくる私を見て

 

「杖を買いなさい!」

 

と先輩から言われ…杖を使い始めました。

 

腕や手の力も弱いから杖つくのも

なかなか難しい。

 

退院後の受診で、担当女医さんから

次回の受診から担当医が代わると言われた。

今度は男の先生だそう。

 

新しい担当医の受診でタクロリムスからネオーラルに変更された。

血糖値の上昇が半端なかったから。

栄養指導も受けて頑張っても、ガンガンa1c上がっていく。

恐ろしいガーン

 

担当医が代わってから二度目の受診で

 

「入院してください」

 

またですか~…えー

 

「今は無理です。年が明けたらなんとか…」

 

「あのね。重症筋無力症なめてたらダメだよ真顔

 これだけ状態悪化して、薬の副作用あってステロイド増やせないし

 入院してって言うのは体を休めてほしいっていうこともあるんだよ」

 

「でも…年明けまでは無理なんですえーん

 

「事情はわかるけど…

 仕事辞められないかな?

 この状態で働き続けるのは無理だよ。

 クリーゼ起こしたらたいへんだよ」

 

クリーゼ起こしたらどうなるか、その治療はどういうものか、

その治療では入院が1年半くらいになるとか。

 

淡々と静かにおっしゃる。

 

「でも年明けまでは無理です…」

 

女医さんと同じく、担当医は深く長くため息をついて

年明けに入院で了解をもらった。

 

参った。

この頃はほんと

毎日が不安で、途方に暮れた気分だった。

変な言い方だけどショボーン