再びスーツケースをガラガラひいて
病院に向かいました。
途中、新しいご近所さんに
「ご旅行ですか~」
と声をかけられ、
「入院でーす」
とは答えられず
「ちょ、ちょっと実家にゴニョニョ」
「気を付けて、いってらっしゃーい」
「はい。いってきます」
ご近所さんもいい人だ
病院に着いてパジャマに着替えていると
またまた同じ一通りの説明を受け
違っていたのは今回は指先に洗濯バサミみたいな機械と
胸に緑、黄色、赤のコード付きの小さな機械を付けられたこと。
洗濯バサミみたいな機械は前に書いた通り血中酸素濃度を測るため。
三色コードの小さな機械は心拍を測る?(他にも説明されたけど忘れた)
三日間付けてないといけないんだって。
邪魔くさーい
担当女医さんと気まずい再会。
今日と明日は検査で、明後日からグロブリンの点滴が始まるとのこと。
あっさりな説明でスス~とご退出。
まだ怒ってるのかなー
このグロブリン。
小さな小瓶で見た目は可愛らしい。
でもね、体重で点滴量が決まるらしく、
ぽっちゃりを通り越して、ぼっちゃり
いや、ハッキリ言ってだいぶおデブなままちーは
なんと13本も一日に点滴するそう
最初の1本は1時間かけて。
残りの12本は4本で1時間づつ。
単純計算で4時間かぁ
長い…
単純計算なんて当てにならない
実際には6時間以上かかったー
これを5日間なんてキビシイな~
それに病気以前は5.4だったA1Cが
プレドニン飲み始めてどんどんあがる。
担当女医さんと喧嘩みたいになった時の検診では
5.7になってた。
それがタクロリムスを飲み始めたら
もー加速が止まらない!
この再入院の時には6.1に!(この後もっと上がるんですけどね)
甲状腺のほうの担当医が糖尿病の方も診てくれるそう。
糖尿病…
自分には無縁だと思ってた…
太っていても職場の人間ドックではいつも
血糖値(A1C)は5.2~5.4くらいだったし…
薬物性糖尿病とはいえ…ショック
取り立てて問題なく点滴終了。
点滴中、ずっと軽い頭痛がしたくらい。
グロブリンの点滴する人は頭痛を訴える人多いらしい。
あれー?
確かに体調は良くなったけど、
プレドニンを飲み始めた時みたいな、ハッキリした実感がない。
数で比較してみると、
病気前が10として、初めて入院した頃の体調は6くらい。
今回入院前が3くらいで、
グロブリンの点滴終わってみて体調は…
せいぜい7
後から効いてくる人もいるって言うけど
正直、こんなもんなの?って感じ。
とりあえず働けそうになったから、
まあいっか!
二週間の入院を終えて、
いそいそとマイホームに帰りました。