引っ越し先が決まったし、

アパート更新も迫っているし、

体調の悪さは後回し。

 

味覚障害は何を食べても甘い味がする状態から

塩味を感じないに移行し、

さらに旨味も感じないところまできていました。

その物を見なければ、何を食べているのか、

何を飲んでいるのか、まったくわからない。タラーショボーンタラー

 

月に一度の検診に行くと

 

「すぐに入院してください」

 

担当女医さん、珍しく怖い顔。

 

「引っ越ししなくてはいけないし、前回の入院で有給を使い切ったので

 今は無理ですガーン

 

担当女医さん

「…お仕事辞めてください。

 ままちーさんの今の状態でそのお仕事を続けるのは

 自●行為です真顔

 

なんて無茶をおっしゃるの!?アセアセ

 

先生は真顔でこんこんとお説教してくるけど

仕事を辞めたらどうやって生活していけばいいの!?

 

辞めてください、無理です、辞めてください、無理です

と押し問答を続け、

 

「せめて今すぐ入院してください!!ムカムカ

 

「無理です!!ムカムカ

 

 

ふう~~~…

 

先生は大きく長い溜息をつき、

ツンケンと

 

「お薬を増やします。タクロリムスという薬です。

 それと!いつなら入院できますか?

 入院していただいて、グロブリン治療をしますから」

 

引っ越しを終えたらすぐに入院することを約束し

タクロリムスやグロブリンについて詳しい説明を受け

退出した。

 

看護師さんが、そっと追いかけてきて

 

「ままちーさん!先生は怒っているんじゃないんです。

 とても心配しているんです。

 このまま無理をし続けると状態悪化が進んで…」

 

「わかっているんです!でも!じゃあ!

 どうやって生活していけばいいんですか!」

 

「なにか行政の助けを受けられないか、調べておきます。

 入院まで、あまり無理をしないでくださいね」

 

………えーん

 

優しい。

先生も看護師さんたちも

みんな優しいえーん

 

この病院に診てもらえて良かった。

ここは父が最後の時を過ごし、亡くなった病院。

母も人工関節置換術で何度もお世話になってる。

いい子にして先生や看護師さんたちに迷惑かけないようにしようショボーン

 

しかーし!

引っ越しってたいへん!

母子家庭で小さなアパート暮らしといえど、

それなりに荷物がある。

 

ネットやら職場の人の情報やらで引っ越し業者を探し、

めちゃくちゃ激安のとこを見つけられた。

 

真夏の暑い最中、がらーんとした家の中で

引っ越し終わった実感を噛みしめて

娘と麦茶で乾杯照れキラキラ

麦茶の味はしないけど(笑)

 

 

段ボール開けることもなく

娘をひとり家に残し

再び入院しました。