こんにちは。
いよいよ本格的に暑い夏の到来です。
外の気温と、冷房の効いた室内の温度の差が激しいので
カーディガンを持ち歩くなど、常に冷房対策を考えておきたいですね。
特に妊婦さんは体が冷えやすいので気をつけてくださいね。
さて、このブログでは妊娠線予防ケアを中心に
マタニティケアについて色々な角度からお話ししています。
今回のテーマは夏の汗トラブルと妊娠線予防ケア!
「夏は汗もかくし、冬よりもお手入れしなくて大丈夫」
と思っていませんか?
それは間違いなんです!!
夏の汗=潤い、ではありません。
むしろ、汗をそのままにしてしまうと肌にも悪影響を及ぼします。
というわけで、汗と妊娠線ケアについてまとめましたので
肌トラブル予防のためにも最後まで読んでみてくださいね!
「夏は乾燥してない」は間違い!

妊娠線のできる仕組みは以前のブログでも書いているのですが
急激に大きくなるお腹に皮膚の弾力(伸びる力)が追いつかず、
お肌の奥の組織まで断裂してしまう現象です。
これにはもちろん乾燥が大敵となります。
乾燥といえば冬のイメージがあるので、
肌がカサカサする冬には保湿も頑張りますよね。
逆に汗ばむ季節の夏には肌が潤っていると思いがち。
しかしそれは汗が出ているだけであって、
潤っている状態とは違います。
むしろ、汗が蒸発するときに肌表面の必要な水分も失われていき
肌内部の水分量が減ってしまうのです![]()
つまり、肌は汗でしっとりしているように見えても
実は乾燥しているということ。
妊娠線予防には、夏でもきちんと保湿することが大切なんです。
また、妊娠線予防ケアとしてだけでなく
妊娠中に気をつけたい汗のトラブルを次の項目で説明したいと思います。
夏に気をつけるべき汗トラブル

人は気温の上昇や運動によって体温が上がると
脳が汗をかくように命令を出します。
発汗して、汗の水分が皮膚の上で蒸発するときに熱が奪われることで
体温を36.5℃前後に保つことができます。
このように人間の体にとって重要な役割を担っている汗ですが、
皮膚に対して悪影響を与えることもあります。
では、どんなトラブルがあるのかみていきましょう。
隠れ乾燥
汗の蒸発時に、細胞内の天然保湿成分が一緒に失われ
皮膚内部が乾燥してしまいます。
汗をかく回数が多いと、汗を拭くたびに肌表面の水分も奪われやすいので
乾燥やごわつきを感じやすくなることもあります。
日頃から保湿を心がけましょう!
細菌の繁殖
汗をそのままにしておくと皮膚の表面がアルカリ性に傾き、
細菌が繁殖しやすくなります。
その細菌が皮脂や垢を分解することで匂いを発生させます。
あせも
あせもは、汗をたくさんかき、その汗が蒸発しにくい部分にできます。
皮膚の表面が汗ばんだままの状態=皮膚表面がふやけた状態になり、
汗の出口(汗口)が詰まってしまうことであせもができてしまいます。
特に妊娠中は胸やお腹などが大きくなり、
皮膚の重なる部分が増えていますよね。
そこに汗が溜まってしまうので、そういった部分にも
汗かぶれ
皮膚表面が汗でふやけた状態では、皮膚本来のバリア機能が弱まり
ちょっとした摩擦などの刺激でも傷つきやすくなります。
そこに細菌などが入り込み、炎症を起こすこともあります。
特に妊娠中の丸く膨らんだお腹はとてもデリケート。
スカートのゴムや素材にも注意してくださいね。
汗はこまめにケアして保湿!

ここまでで、汗による悪影響が分かっていただけたかと思います。
そんな汗トラブルを防ぐためにはどうしたら良いのかというと
こまめなケアが肝心なんです。
まず第一に、汗をかいたらこまめに拭くこと。
額の汗だけでなく、汗をかいた部分はなるべく拭き取るのが大切です。
本当はシャワーで流すのが理想的ですが、
現実的には難しいですよね。
そんなときには濡れたタオルやウェットシートなどで
優しく拭き取るのがおすすめです。
ただし妊娠中のお肌は敏感になっているので、
アルコールなど刺激になる成分の入っていないシートを選びましょう。
(妊娠中に避けたい成分についてはこちらの記事をご覧ください。)
第二に、汗をかいた肌は保湿すること!
上述した通り、汗をかくと皮膚の内部は乾燥した状態になります。
乾燥はもちろん妊娠線にも良くないのですが、
あせもも悪化させることに![]()
皮膚が乾燥すると角層の配列が乱れ、角栓となり、汗の管を塞いでしまいます。
これがあせもになってしまうのです。
きちんと保湿することで角層の水分が保たれ、角層の隙間もなく、
あせもや汗かぶれを防ぐことにつながります。
保湿という点では、妊娠線予防クリームは超優秀アイテムです。
汗をかいたら拭き取る、ということに気をつけながら
妊娠線予防クリームで全身保湿することによって、
妊娠線とあせもの両方が予防できそうですね。
夏のさっぱりケアにも注意

さて、肝心の保湿の仕方ですが、
夏は肌のベタつきが気になるからといって
さっぱりタイプの化粧水だけでケアしていないでしょうか。
でも、化粧水だけでは油分が足りません![]()
汗の説明でもお話したように、
夏の肌の内部は乾燥状態であることが多いので
しっかりした保湿が必要なんです。
ちなみに妊娠線ができる箇所はお腹に限らないので
腕、胸、太もも、お尻など、自分では見えにくいところも
保湿してあげてくださいね![]()
妊娠線予防ケアとしては、
水分と油分がバランスよく含まれたクリームで
肌に水分を与えて保湿することが大事です。
妊娠中の敏感な肌にも安心なものが多いので
やはり妊娠線予防専用のクリームがおすすめです。
その中でも、ベタつきの少ない
さらっとした塗り心地のものだと夏でも使いやすいと思います![]()
それでは、夏でも使いやすい妊娠線予防クリームを
いくつかご紹介します。
さらっとした塗り心地の妊娠線予防クリーム
ミルポッシェオーガニクス

ミルポッシェオーガニクス_ボディケアクリーム 160ml/¥2,700+税
さらっとしたテクスチャーで伸びが良いと評判の妊娠線予防クリーム。
べたっとした感じがないので、汗をかく時期でも使いやすいと思います。
鉱物由来・天然由来問わず、界面活性剤が一切使われていないので
肌への優しさはダントツです。
(界面活性剤については以前の記事をご覧ください)
MONAMAMMY

はぐくみプラス_MONAMAMMY 200g/¥6,980(単品)
葉酸サプリを販売している、はぐくみプラスの妊娠線ケアクリーム。
さらっとしていてお風呂上がりでも塗りやすいとの口コミです。
シラノール誘導体など、美容成分も配合しています。
定期購入すると2回目以降半額になるそうです。
アロベビー

アロベビーフォーマム_ボディマーククリーム 200ml/¥3,300
アロベビーのボディマーククリームもサラッとして肌馴染みがいいとの
口コミがあります。
痒みを抑える抗炎症成分も配合とのこと。
こちらも定期便だと割引がありますが、
肌に合うかどうかの確認をしてからの申し込みが安心ですね。
(定期購入についての記事はこちら)
最後に

いかがでしたか?
夏は肌がベタつくと思っていても
実際は乾燥が進んでいることがあるのです。
妊娠線予防クリームで保湿をすることで
肌を健康で柔らかい状態に保ち、
妊娠線とともに汗トラブルも予防していきましょう![]()