母のこと&母として(1) | ママブルー仙台 のブログ

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出産後にブルーな気持ちになっているお母さんや、
産後うつのお母さん向けのサロンです。
仙台にあります。
現在は、ZOOMでサロンをしているので、どこからでも参加できます。

以前から書きたいとは思ってましたが、なかなか書けなかったことを書きます。
ただ、共感が得られる内容とも思わないですし、このことに対してこれ以上誰かとやり取りする気持ちもないので、申し訳ありませんが、コメント欄はなしにさせてもらいます。
もし、この内容で気持ちが苦しくなる方がいたら、ごめんなさい。
スルーするのも難しいかもしれませんが、スルーしてください。
ただ、もしかしたら気持ちが楽になる方、同じような経験をしている方がいるかもしれないので、書きます。

黄色い花

物心ついた時から、私は「母の理想とする娘」とは色々と違う点があるのだと思いました。
容姿、言動、体型・・・出来ること出来ないこと。
出来るから良しではなく、とにかく理想と違う、母が望む娘ではないんだと思いました。
具体的に、こういうことがあった、こういうことを言われた、というのは、申し訳ありませんが、書けません。

高校を卒業して、実家を離れて物理的な距離を置きましたが、帰省した時や電話等でのダメ出しに、やはり自分は母の望む娘ではないんだと感じました。
その頃から、私は、母のことを一つのかたまりにして、必要な時にだけ考えるようにしました。
パソコンで言えば「母USB」、スマホや携帯で言えば「母SDカード」のような感じでしょうか。
それがなくても、本体は動き、日常生活は送れます。
ただ、捨ててなくす、ということは出来ませんし、不意に合体して考えてしまうこともあります。
そして、母と接する時には、自分の大事な所はガードして、シャッターを閉じて、母の理想のとする娘に寄せて、ある程度演技したり装って接することにしています。
演技するのは心苦しいですが、その方が自分が辛くならないからです。

産後うつ病、そして摂食障害になった時、家族の話をすると、「母娘の関係に問題がある」、「実のお母さんなんだからちゃんと話せばわかってもらえるはず」、等々、「母娘の関係が今の精神疾患の原因」「関係改善すれば精神疾患は良くなる」「まずは関係改善が必要」的なことを言われたことが多々ありました。
それは、私にとっては変えられないこと、そして変えるために色々と努力をしたけど、もう変えることが難しいこと、今エネルギーがなく病気になっている状態ではとても出来ない無理難題でした。
関係改善が出来なければ治らないのであれば、一生治らないんだと絶望感に襲われました。

しかし、専門家の方の中には、母のことはそれはそれとして、治す方向のことを考えて接してもらいました。母との関係を改善しなければ、治らないわけではないと思い返して、治療する方向に向かうことにしました。

母との関係は、今も元のままです。母USBで日頃は本体(私)と切り離しておき、また、母と接する時には、大切な所にシャッターを閉じ、出来る範囲で母の理想に近づけます。それでも、ダメ出しはありますが、まぁ現状の最大限で寄せてるので、もう仕方ないです。
ただ、全部を仕方ないとも思えず、やはり傷ついてこの年でも泣くこともあります。しかし、ずーっと考えていても改善はしないので、母USBに書き込み、本体から切り離して、日常生活に向かいます。
おそらく周囲の人からしたら、ケンカはしてないし、定期的に連絡を取っているし、まめにプレゼントしたり時には一緒に買い物したりしてるので、仲の良い母娘に見られるかもしれません。
でも、それは、私が自分を防御するため、日常生活を普通に生きるための演技です。

また、母に対しても、全てを否定している訳ではありません。
ほとんどの家事をほぼ完璧にこなす母の元で育ったことで、ある程度の家事は出来るし、家事の大変さを知り、その上でしっかり家事をしてくれたことにとても感謝していますし、尊敬しています。
表現や方法はともかく、私への愛情があったと思っています。

続きます。