神経管閉鎖障害とは、脳や脊髄などの中枢神経系の元である神経管の一部が塞がり脳や脊髄が成長できなくなってしまう先天異常です。神経管閉鎖障害は妊娠4~5週ごろに起こるとされています。

 

 

 

神経管閉鎖障害は無脳症(むのうしょう)と二分脊椎(にぶんせきつい)に大きく分けられ、発症率は1万人に6人と言われています。

 

 

 

無脳症 

脳が形成不全となり、流産や死産の割合が高くなります

 

 

 

二分脊椎 

本来なら、脊椎の管の中にあるべき脊髄が脊椎の外に出て癒着や損傷しているために起こる神経障害の状態を言います。 

下半身の神経麻痺から運動障害・歩行障害の発症や、膀胱や直腸の麻痺から性機能障害や排便・排尿障害の発症率も高まります。

 

 

 

神経管閉鎖障害の原因 

  • 葉酸の摂取量不足 
  • 妊娠中の環境 
  • 遺伝的要因 
  • ビタミンAの過剰摂取

 

 

 

葉酸摂取は必須上差し

神経管閉鎖障害は葉酸不足だけが原因ではありませんが、葉酸サプリメントの摂取で,その発生リスクは 40 ~ 70%低減するとも言われているので、妊娠を考えている人は葉酸を摂取しましょう。

 

 

特に妊娠3か月までは摂取量も多く、サプリメントによる付加も推奨されているので、サプリメントも摂るようにしましょう。

 

 

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