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7月末に痙攣重積型急性脳症を発症し
2ヶ月間の入院生活を経て新生活をスタートした息子
(こうちゃん、3才、アンジェルマン症候群、
伝い歩きから一転して今は寝返りもできなくなり食事も経管栄養)のお話ですガーン
 
星星星星星星星星星星星星
今日はちょっと趣を変えて…
 
 
 
 
 
 
 
 
私は幼稚園から高校までカトリックの教育を受けています。
信者ではありません。
先祖は仏教のお墓に入っていて
初詣は神社に行き、実家に神棚もあります。
在学中も学校の先生はあまり好きではなく
学校のことは適当にこなしていました。
 
 
けれど
大人になって色々な人や考え方に出会うと
そうはいってもキリスト教が私の考え方のベースになっている
と感じます。
 
 
 
神様がいるかについては私の脳みそではわかりませんが
実は幼稚園から毎晩、心の中でお祈りをする習慣があったりします(内緒にしてくださいね)。
 
 
 
息子が生まれてからは
 
「こうちゃんがすくすく元気に育ちますように」
 
というフレーズを追加していました。
 
 
 
 
 
 
今回の脳症発症がわかった時
 
毎晩お祈りしていても意味がなかった
やはり神様なんていない
たとえいても
非力か無力か
はたまた私に恨みでもあるのか
失望しました。
 
 
 
 
 
 
 
入院中、面会の帰り道
おーちゃんがこんなことを言った時がありました。
 
 
 
「神様は、いじわるだよね。」
「なんでさ、ニコニコの家族写真撮って、翌日にこうなっちゃうかな。」
「俺は神様を許さない」
 
 
 
 
 
痙攣重積が起きる前日
3歳になった記念にと誕生日の一週間後に写真を撮ってもらっていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
障害を持ったお子さんを育てていらっしゃるお母様のフォトスタジオで
 
ハイハイしたりつかまり立ちしたり
バタバタニコニコ、何枚も写真を撮っていただきました。
 
 
そして
翌日にあの忌まわしき痙攣重積が起きました。
 
 
 
 
 
「知り合いの○○くんも、一才の誕生日直後に低酸素脳症になったでしょ?テレビとかでもよくそういうタイミングで事故したりする。」
 
 
「神様、どんだけひどいヤツなんだよ。」
 
 
 
 
そうおーちゃんが私に言いました。
 
 
 
 
 
 
 
天の邪鬼な私は、とっさに答えました。
 
 
「本当は、こうちゃん達は、その前日までに病気になっていたかもしれないよ。でも、神様が頑張ってくれて、発症を遅らせてくれたから、私たちはあの写真を残すことができたんだよ。○○くんももっと早くなっちゃったかもしれないけど、神様のおかげでお誕生日を元気に祝えたんだよ。」
 
 
我ながらいい発想だと思いました。
 
 
「神様、めっちゃいいヤツじゃん…」
 
 
おーちゃんは横で涙ぐんでいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
私は
今日も寝る前に心の中で唱えます。
 
 
こうちゃんがすくすく元気に育ちますように…