こんにちは。
私の母はとても忙しい人でした。
私が高校生くらいの頃は 専門の仕事の他に講師もしていて家に居ない事の方が多い印象でした。
そんな母は掃除こそ苦手でしたが、料理は好きで、もちろん食べることも好きで、毎日のお弁当に、ご飯に、季節の行事の料理(ちらし寿司やおせちなど)もちゃんと作ってくれました。
私は子どもの頃 母と一緒に料理を作るのが好きでした。
私の料理好きはそこから始まったのだと思います。
とにかく忙しい母だったので、学校の行事には父が来ることもありましたし、誰も来ないことは普通でした。
高校生になるとお弁当生活が始まり、朝は母が作った おかずを父も私も自分でお弁当に詰めたり、洗濯に掃除にご飯の用意もできる時はしていました。
私が社会人になった頃には仕事が早く終わった日は買い物をして帰り、父に「今日は鍋ね〜！」なんて言うと もうお味噌汁と簡単な炒め物が出来てたりしました。
それが苦だった訳ではありませんが、母の忙しい姿が大変そうで、小さな頃はやっぱり寂しかったのか？「私はこれぞお母さん！みたいなお母さんになるんだっ！」って（笑）母の職業にだけは絶対ならない！って思ってました。
そして今 娘が母と同じ職業になりました。
天国でばぁばはびっくりしていると思います。
今の私はどうでしょうか。
忙しい忙しいとは言っていますが母の半分も働いてないように思います。
子どもが小さな頃は、とにかく全ての行事に参加してあげたくて短い時間だけ働いていました。
娘が社会人になり、息子が高校生になった今、ようやく仕事も自分の事も手が回るようになってきたところです。
我が家の子供たちも料理が好きで、春休みや夏休みにはお願いしなくても私が帰宅すると ご飯は必ず炊けていましたし、夜ご飯を作ってあることも増えました。
普段も「何かしようか〜？」と声をかけてくれます。
片付けは苦手ですが、前よりマシになってきました。
料理好き！食べるの好き！片付け苦手！
血は争えないって本当に思います。
母が専業主婦で料理が苦手で、片付けが大好きで…って全く正反対の人だったら 私も今とは違う感じになっていたかもしれませんよね。
育った環境、周りの人の影響って大きいと思います。
1つ前のブログにも書きましたが、人それぞれ考え方は違いますよね。
「私は目玉焼きは半熟の醤油派」
「私は目玉焼きは堅焼きのソース派」
なんで感じで、趣味嗜好も違って当然だと思うんですよね。
つづく。
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