ブログネタ:一番好きな最終回は?
参加中ドラマで印象に残っているのは「不機嫌なジーン」だな。
主演の男女が結ばれない、という。
けして悲しい最後ではありませんが。
女性の人生は、恋愛の成就だけがハッピーエンドじゃないのよ?
自分の幸せのために、「好きな男」を選ばない。そういうのも、おおいにアリだと思う。
ところで最近見た、「ルーキーズ」について熱く語ってみます。
ドラマ、再放送を見たんですけど。
わたくし、イケメンもスポーツも興味無いのですが、丁寧なドラマでなかなか面白かったです。
最終回まで見て、思ったんですよ。
あぁ、これって、「青春!男!スポ根!熱血!」みたいなイメージと裏腹に、
母と子の物語 なんだなぁって。
先生がママで、野球部員が子供です。
赤ん坊はね、母親(的な役割の養育者)に抱っこされているときは安心なんです。
歩き始めて、新しいものに出会って不安なとき、赤ちゃんは振り返ってママの顔を見ます。
ママがニッコリすれば、そーっと触ってみたり、
ママが顔をしかめれば、触っちゃいけないんだな~って感じるし(でも触るときもアル)。
赤ちゃんが怖がっていたら、ママが「大丈夫よ~」って触って見せてあげたり。
怖い思いをすれば、泣きながらママのところへ戻っていきます。
ママはいつも子供を守り、励まし続けます。
そういう繰り返しで、少しずついろいろなことを学び、行動半径を広げていくのですよ。
小さい子は母親にたっぷり依存し、離れることを不安がりますが
成長するにつれ母から少しずつ離れ、ひとりで冒険できるようになり、独り立ちしていきます。
「いつでも受け入れてくれる、安全な帰る場所がある!」と信じられるからこそ、
新しい世界へチャレンジする気力が沸いてくるんですね。
そして一人でもできる!って自信がついてくるんですね。
で、母子の信頼関係が充分に出来ていなかったり、環境がストレスフルだったり、
子供の気質がナイーブだったり、理由はさまざまでしょうが
充分な安心感を自分に作ることが出来ず、母親と物理的に離れることの不安が強すぎると、
小学校の1年生くらいなのに不登校とか、あるんだそうですよ。
いじめとか学校に問題はないのに、学校に行けないのだそうです。
そういうのを、「母子分離不安」の問題っていうんですってさ。
でね、ルーキーズの話ですが、不良の部員達はもともと「お母さん」がいないんです。
(原作のマンガは読んでないので知りません。ドラマでの描き方のはなしです。)
ドラマの中で登場した家族は(マコシバ家)お姉さんと(アニヤ家)お父さん。
これ(母が登場しないこと)はたぶん、わざとだと思います。
部員達に「優しく励ましてくれる母」の存在を感じさせないようにしてると思います。
そして先生の「オレを信じてほしいから、お前を信じる!」「大丈夫だ!」
「お前のやりたいことを応援する!」
ってメッセージはそのまま、幼児を育てるときの養育者の発すべきメッセージです。
先生と生徒達は基本、1対1で対峙していくよね。
母子的な信頼関係を再構築するんだよね。
先生はずーっと生徒のために行動して、励まして、無償の愛を注ぐ。
父性的な「社会人としての手本を見せる」のとは違う役割を果たしてます。
父性的な「社会人としての手本を見せる」のとは違う役割を果たしてます。
wikiより-父性とは-
母性が子供の欲求を受け止め満たして子供を包み込んでいくことを指すのに対して、
子供に我慢・規範を教え、責任主体とし、理想を示すものである。
もしも健全な母子分離を果たしつつあり、社会に目覚め始めた子供たち(高校生くらい)なら、
川藤先生みたいなのは魅力的には思わないし、うっとうしいだけだと思う。
ていうか、「(精神的に)安全な帰る家」がある子供は、そもそも不良にならないですね ^^
(不良が女性の母性本能をくすぐるのは、母性愛に飢えてるからなんだろうね)
先生と生徒と違い、生徒達同士の人間関係のほうは、薄っぺらくしか描写されてない。
野球モノお決まりの、ピッチャーとキャッチャーがバッテリーを組むまでのケンカ話もないし。
(マンガではあるのかな?ドラマでは、テーマを絞ったんだと思います)
「友情」「チームワーク」なんていうわりには、互い葛藤もなく、仲良しでつるんでるってレベル。
母子分離ができてないのだから、「友情」とか「青春」以前なんですよ。
まずは、ママと離れて、ひとりで学校行けるようにならないとねっ
まずは、ママと離れて、ひとりで学校行けるようにならないとねっ
応援され励まされて、少しずつ自発的な行動が出来るようになり、「あの子達、成長しましたね」
で、ドラマの最終回では、「先生がいないと、まだボクたち不安で何にも出来ないです
」
先生が戻ってきて「せんせー
」って感じで終わるのですが、
これ、ぜんぜん「終わり」じゃないじゃん!!
ドラマは「理想的な母子関係が構築され成長する」ところまでで、
「健全な母子分離をして、自立する」ところは映画でやるつもりみたいだよ。。。
(ROOKIES-卒業-ってタイトルからして。)
プロデューサーの意向が
「ニコガク部員がどのようにして川藤先生から去っていくか、彼らの卒業が描きたかった」そうですから。
(映画の公式ページより)
なんかなぁ、ドラマの(実質的な)最終回を、お金払って映画館で見るのもなぁ
でもさ、こんなドラマが人気だというコトは(イケメン俳優目当ては別として)
「感動したー!」「こんな先生がいたらいいなー!」って思う人が多いとしたら
現代社会は相当、母性愛に飢えてるねっ!
世のママたち、子供たちに寄り添い、要求をちゃんと受け止めて励ましてあげないと、いかんぜよ!
川藤先生のように子育てしましょうね~。
というわけで、子育てをテーマにした母性賛歌ドラマ「ルーキーズ」、
テレビでは最終回まで「まだまだママが必要なの!」って言ってもらえて、
現役ママ的にはおもしろかったです。
