最初のタクシーの中では、酔ってしまったのか、吐いてしまう。
また酔っちゃうかな。
それでも、前回のショック状態よりは、
身体も温かく、たまに立って外に顔を出してる。
いつものゴンちゃんだったら、前にも行きそうだけど、そこまではしない。
外に顔を出しては寝る。
着いて、そんなに待たないうちに呼ばれた。
いつも指示された番号の扉は開いている。
親切丁寧な病院です。
先生は、余命がないのに、急にまた来て、迷惑だろうか…とか、
顔色を伺いながらも、
それでも、看てもらわなきゃ!
疲れてそうな先生。
様子を話すと、
検査してみますね。
1時間半~2時間くらいはかかると思います。
お預かりしますね。と、
私は、宜しくお願いしますと、深々と頭を下げた。
2時間半が過ぎた。
そろそろかぁ。
主人も、仕事が終わり次第、迎えに行くよと。
迎えに行くの意味は、私達を、の意味だと、その時は思っていたが、
今考えると、
血を抜いてもらって、ゴンちゃんも一緒に帰るものだと思っていたのかもしれない。
私は、様子からしても、大事をとって、入院させた方がいいと思っていた。
先生は、聴診器をあてた時は、
そこまでではないですねぇ。
と言っていた。
そこまでとは、
前の先生に心音がとれないと言われたとの事を話してあったからだ。
あぁ、そうですか。
少しだけ安心した。
しかし、じゃあ、なんでだろう。
きっとお腹がギュ~ってなってたから、そこに何かあるに違いないと想像した。
3時間が過ぎても呼ばれない。
そろそろかなぁ。
4時間近くが経とうとしていた。
何かあったのか?
でも何かあったなら、呼ばれるよね。
急に来たし、きっと他の患者さんもいるし、
いろいろあって待たされながらやってるんだ。
しょうがないよ。
待たされながらって事は、そんなに重篤ではないって事かもしれないし、等と、
心配したり、自分に言い聞かせたり。
携帯の電池がなくなり、近くのコンビニで買ってくるも、
全く充電されない…
息子がすかさず、俺が見てくれる。
これは俺がもらうよと。
合わなかったのか?
電池が無さすぎ?
息子が買ってきたのは、コンセントにも繋ぐ事が出来る物。
差してみるが、なかなか電源が入らない…
コンセントはたくさんあるが、勝手には出来ないから聞いてみると、
お使いください。
貸出ししてますので。
充電器を借りる事が出来るようだ。
買ったやつでやってもダメだったので、聞いてみると、貸してくれた。