生きとし生ける物へ

作詞 森山直太朗/御徒町凧

作曲 森山直太朗

歌   森山直太朗

 


 生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影
花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう

やがて涙は渇くとて
風に吹かれちゃいられない
僕は君が思うような人間じゃない
そうさそんな人間じゃない

どうにかなるさと戯けても
どうにもならないことがある
これじゃまるでピエロか占い師
子等の放った御影石

たかが言葉と嘯けど
されど言葉の摩訶不思議
かつて猿が手にした玉手箱
箱の中には何がある

嘘と真の化かし合い
それを眺める天邪鬼
何処も彼処も言うなれば極楽と
数の足りない七並べ

朝焼けは闇の向こう 真実は悲しいほど勝手なもんさ

生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影
花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう

生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影
花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう

明日へと さあ進め 運命とは儚きあの旋律のようさ

生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影
花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう

生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影
花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう

生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影
花は枯れ大地は罅割れる そこに.....

僕は君が思うような人間じゃない
そうさそんな人間じやない

もはや僕は人間じゃない

 

 

生きとし生ける物へ」(いきとしいけるものへ)は、森山直太朗の5枚目のシングル2004年3月17日発売。発売元はユニバーサルミュージック

 

前作同様生命力をテーマにしている。森羅万象を基盤とし制作された。PVで森山が雨に打たれているシーンがあるが、これも森羅万象の力強さを表現するためである。

ジャケットにはてんとう虫が起用されている。これは、“万物の代表として、どんなに小さくても光を浴びて輝かしく存在しているもの”を森山がイメージした際に浮かんだものがてんとう虫だったためである。

当初は「今が人生」(「飛翔篇」の表記なし)がシングルとして発売されることが発表されていたが、一旦発売中止となり、本作が代わりに発売された。

のちにビデオ・クリップを収録したDVDシングルが発売されている。

PVで森山が満面の笑みを見せるシーンがあるが、撮影時どうしても笑うことができなかった森山を見かねた監督が、カメラ裏で下半身を露出させ森山を笑わせた[1]

生きとし生ける物とは、『古今和歌集』仮名序の「花に鳴く鶯 水にすむ蛙の声を聞けば 生きとし生けるもの いづれか歌を詠まざりける」という和歌が出典である。

 

森山 直太朗(もりやま なおたろう、1976年4月23日 - )は、日本シンガーソングライター作詞家作曲家。名前の由来は素「直」で「太」く「朗」らかから。セツナインターナショナル所属。 身長170cm。

東京都渋谷区出身。成城学園高等学校成城大学卒。大学在学中から、吉祥寺井の頭公園などでギターを抱えて歌うようになる。
作詞はほとんどの楽曲を御徒町凧と共作している。2005年からは作曲も共作となっている。
妻はピアニストの平井真美子。実母は森山良子。実父はジェームス滝。異父姉はマネージャーの森山奈歩。また、義兄に姉の夫・小木博明がいる。血液型B型

 

 

                  

 

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