今回は、拘置所で見つけた驚きの品を紹介します。


まぁ、今時どこで売ってるんでしょう・・・というシロモノです。



1.粉モノが好き?


拘置所に入って一番驚いたのがコレです。


歯みがきについては、ハブラシ、歯みがき粉ともに、自費で買うことはできます。


とは言っても、拘置所で指定された、2~3種類の中から買います。


自費で買えれば問題ないのですが・・・



おカネがない人は、申し出れば拘置所からハブラシ、歯みがき粉は支給されます。



「歯みがき粉」と言って想像するのは、フツーならあの「チューブ」のヤツですよね?


ところが、職員から渡されたのは小さな「紙袋」なんです!


「?」・・・何か間違えてるんじゃないの、と思いつつ紙袋を開けると、その中は「白い粉」でした!



「うわっ!ホントに歯みがき『粉』が来ちゃったよ」


文字通り、粉の歯みがき粉でした。生まれて初めて見ましたよ。




ここは21世紀の日本なのか?いつの時代だよ。


ていうか、どこでこんなもの作っているんだよ・・・


出所後ドラッグストアで探してみると、一応隅っこに「粉」の歯みがき粉ありました。


さて、この歯みがき粉を喜んで使っている人がいるのです。


「今時、粉の歯みがき粉ってあり得なくないっすか?」・・・尋ねると、意外な答えが


「ハハハッ。歯みがきには使わないよ。ヒゲを引っこ抜くときに使うんだよ」



粉を顔につけると、ヒゲが爪でツマミやすく、抜きやすいとのことです。


試しにやってみると、面白いように抜けて、これはすっかり癖になりました。




2.もう一つの粉


もう一つだけ、粉モノの話をさせてください。


洗面台と便器を掃除するために、洗剤は用意されていません。


その代わり、クレンザーが用意されています。


クレンザーというと、プラボトルに入った白い液体を予想しませんか?


ところが、さすが拘置所。


これも、粉でした。





白ではなく、グレーで、まさに「灰色」。見た目は灰です。


良い香りなどもなく、こんなもので掃除しちゃっていいの?という感じです。


だーかーら、こんなものどこで作っているんだよ!



3.便せん


これは2~3種類の中から選んで、自費で買うことができます。


白で線だけが入ったどこでも売っているモノと、ご当地モノがありました。


ご当地モノ、オリジナル、ってなんだよ?と思いました。


市販のモノと比べ、枚数も多く、安い。


なんと、刑務所で懲役が、印刷して作っているモノなのです。


ところが、線は太い青で、いらんご当地のイラストが入っていて、ほんまうっとうしい。





便せんの紙そのものが主張し過ぎていて、センスが悪いんです。


「なんか不愉快やから、あの便せんやめてや」と、これで手紙を送ると不評でしたね。