私服で刑務所に行くんですね!
刑務所に送られる時は、てっきり、囚人服を着ていくと思ってました。
ところが、意外にも違うねんな!
私服を着て、刑務所に行きます。
「囚人服はあくまでも、施設内だけの衣類だ」 そうです。
わかるような、わからないような理屈ですが、従うしかないです。
しかし、困ったことは、その私服です。
留置場や拘置所で、衣類を差し入れしてもらえば、問題ないのですが
逮捕された時の、「着の身着のまま」の恥ずかしい格好しか持ってない人もいます。
何せ、逮捕は早朝に突然が多いですし、有無を言わさず連行されますからね。
私は、荷物が多くなるのがイヤで、手持ちの私服を極力少なくしようとしました。
処分したり、宅下げして引き取ってもらったり・・・
とにかく荷物を減らすことだけに血眼になり、残しておく私服のことを全く考えず・・・
「実は、ロクな私服があらへん!」
と、前日の確認の時に気づいて、慌てるのです。
格好が良いとか悪いとかのレベルじゃないんです。
「その格好で、新幹線とか乗っちゃまずいだろ?」
という感じの、「近所に犬の散歩で出る」ような服装です。
真夏だというのに、真っ黒な長袖ジャージの上下・・・
「やってもうたなぁ」 と落ち込んでいたら、さすが懲役、上には上が。
サンダルに短パン、パーカーという、海水浴スタイルの者や、
スウェットのズボンに、とんがりの革靴、これだけでも十分オカシイのに、
上着は
「△◯大学 SOCCER TEAM」
とデカデカ書かれたジャンバー!!
おいっ!それを着て、手錠・腰縄で駅とか歩いたら、大学から訴えられるぞ!
と、こっちが心配になるような、アンバランスかつ名誉棄損な格好の者もいます。
「どいつもこいつもイカレてるな」
と、自分のことを棚に上げて、安心するのです。
しっかし、全員、私服がクサい。
それはもう、鼻につき、頭が痛くなるレベルです。
今どき、信じられないくらい強烈な、防虫剤のナフタリンのニオイなんです。
倉庫で保管されていますが、傷まないための配慮でしょうが・・・
まだ、こんなモノが日本で売っていて、それを使っているのか!
ホントに、細かいところでいちいち、カルチャーショックを受ける場所です。
次回は、久々のシャバ、刑務所への小旅行です。
みなさんのご意見やご質問もお待ちしています。