夢の初まり

生徒さんやクライアントさんから、ときどき聞く言葉。

「夢がない」　「夢がわからない」

ここからは引用させていただきますね

夢がない人に、強引に『夢を持て！』なんて言いませんし、
夢を持たなければいけない、とも思っていません。

でも、もし『夢を持ちたいけれど、夢が持てない』という人がいたら、

『なぜ、夢を持ちたいの？』と再度、尋ね、
その上で、本気で『夢を持ちたい』と思っているのなら・・・

『何か悩みはありますか？』って聞くでしょう。

すると、多くは『悩みはもちろんありますよ』と言う。

中には『それはいっぱいありますよ』という

そこで『それが全部解決したら、どう？』って聞くと
目がキラキラしてくる場合があるのです。

それは夢が見つかった瞬間とも言えますね。

『悩みは夢の初まり』ですね。

もうひとつ別のお話も引用させていただきます

今日はちょっとショッキングなレポートをご紹介します。

僕はこのレポートを知った時、、、、驚きました。

そして『自分にできることは何か？』考えないではいられませんでした。

そのレポートとは？

「高校生の心と体の健康に関する調査（2011年3月）」です。
（財団法人一ツ橋文芸教育振興協会、財団法人日本青少年研究所）。

この調査は日本、アメリカ、中国、韓国の４か国の高校生、1,000人余りから
アンケートに答えたもらったものです。（韓国は4,000人近く）

ちょっと見ていきましょう。
『私は価値のある人間だと思う』という質問項目に

日本・アメリカ・中国・韓国のどの国の高校生が
「はい」と答えたのが一番多い国はどこだと思いますか？
逆に「いいえ」と答えたのが一番多い国はどこだと思いますか？

では答えを見ていきましょう。

アメリカの高校生は　57.2％が『全くそうだ』と答えています。

中国の高校生は　42.2％、
韓国の高校生はその半分以下で　20.2％。

さて日本の高校生はどうか？

ナント・・・・・

たったの7.5％の高校生しか、
『私は価値のある人間だと思う』とは思っていないのです。
アメリカの高校生と比較すると実に1/7。

これだけでなく
『私は自分を肯定的に評価するほう』という質問項目に
『全くそうだ』と答えた比率は

日本　6.2 ％、アメリカ 41.2％、中国 38.0 ％、韓国18.9％

『私は自分に満足している』という質問項目に
『全くそうだ』と答えた比率は
日本 3.9％、アメリカ 41.6％、中国 21.9％、韓国 14.9％

『自分が優秀だと思う』に対しては
日本 4.3％、アメリカ58.3％、中国 25.7％、韓国 10.3％
と言う数字が出ています。

また、１３年連続で自殺者が３万人を超えている日本。
しかも若い世代の自殺が増えている。

この数字を見て落胆することもできますし、嘆くこともできます。

しかし、ただ論評するだけではなく、何が自分にできるのか？

問いかけてくるレポートのように感じました。

私も強引に「夢を持て」とは言わない