いつも思うんですけど、吉村達也作品は…といってもホラー系しかほとんど読んだことがないので、それ以外はわかりませんが…よくまあこんなストーリーを思いつくものだと思わされます。
また、なんていうのかな、難しすぎない、硬すぎない文章なのも、読みやすく、理解しやすくて、気に入っている部分でもあります。
正直、この作品について言えば、特殊能力を持った、いいかえると非常に都合のいい特殊能力を持った人たちが集まって事件を「あっさり」解決へと導いてしまい、そこはちょっとどうなの？って思わなくもない。
とはいえ、こういうことを考えられる想像力・空想力というのは、やはりすごいと思わざるを得ません。
話もテンポよく進むので、途中でやめられなくなっちゃうんですよね。
このシリーズはFile＃２まであるようなので、次の作品も読みたいです。