行きたいと思っていたところは行ってしまったので、今日明日、どうやって過ごそう・・・

テレジーンに行くことも考えたけど、週末は電車の本数が少ないとのことなので、迷ったけどあきらめました。

 

プラハ城の王宮美術館にまだ行っていないので行ってみることにしました。

昨日と同じく、トラムで丘の上からお城に向かって行きました。

セキュリティーチェックを過ぎて場内に入ってすぐ右が美術館。

そこにもチケット窓口があるので並んでいたのですが、やたらと枚数を買う人ばかり。

ふと見ると、カウンターの上に「団体添乗員専用窓口」とかかれているじゃないですか!

慌てて個人用窓口へ行き、今度は先にプラハカードを見せてチケットの申し込み。

ところがまたしても「遅い!」といわれ、正規料金を払わされました。

なんで?と聞いたけど、向こうは面倒なのか、「いるのいらないの?どうすんの??」と仏頂面で言ってくるので、払って買いましたが、わけがわからず納得できない。

プラハカードって、あまり使う人がいないのか、他に提示している人を見たことがありません。

口コミでも、カードのことを知らなくて無料で利用できるのに、使えないといわれた人もいるとあったので、これもそうなのかな?と思いましたが、さすがに観光客の多いプラハ城、知らないわけないよなぁ…でも、なんで・・・。

 

お金を払って入った王宮美術館は、期待を見事に裏切ってくれました。

入らなきゃよかったと後悔するほどのものでした。

 

その後、プラハ城の正門を出てすぐ右にある、国立美術館へ。

チケット購入後、警備員らしき人が1階と2階が展示フロアと教えてくれました。

ここにデューラーの作品があるということで、どこかどこかと探しながら見て回りましたが、どこにもない・・・。

見落としたのかと思いましたが、一つ一つ作者名を確認しながら見ていったから、見落としたはずはない。

そんな中、誰だったかわかりませんが、この絵がすごくみずみずしくてレモンの実の透明感が素晴らしくて、ついついカメラに収めてしまいましたが、写真だと全然わかりません・・・残念。

1階2階とも見たけれどお目当ての作品はない。

まあ、たまに貸し出し中とかで外されていることもあるので、そうなのかな…と思いつつも、でも、あきらめきれず、先ほどの警備員さんに「デューラーの作品てないんですか?」って聞いたら、中庭を突っ切った付き辺りの建物に展示されているとのこと。

なんと、もう一つ展示室があったんですね~。

これは言われないとちょっと分かりにくいですわ。

これがお目当ての彼の作品。

この展示室の目玉はやはりこの作品のようで、係員の人が尋ねもしないのに、「これがデューラーの作品で、本人もかかれているんだけど、どこだかわかる?」とあれこれ説明してくれました。

いつもはうざいと思ってしまうんですが、本人が描かれているとは知らなかったので、今回ばかりは、教えてくれてありがとう!って感じでした。

 

なんて言ったらいいんでしょう、思わず見とれてしまう、目を奪われる、くぎ付けになる…というような作品が、プラハの美術館にはないんですよね。

数はたくさんあっても、足を止めて見入ってしまうような魅力的な作品がない。

少なくとも、私にはそう思えるものがありませんでした。

なので、ここもあっさり終了してしまい、う~ん困った。

 

その後、ロレッタ教会へ。

プラハ城も下からずいぶんと登ってきましたが、お城からこの教会、そしてストラホフ修道院までは、ずっと登りになります。

ラクに回るには、トラムでストラホフ修道院そばの駅で降りて、ここから下りながら見て回るほうがいい。

さて、この教会は、カメラ代を請求する教会です。

入場料とカメラ代があまり変わりません。

何かもったいなくて、カメラはパスしました。

私的には、案の定、お金を出してまで撮りたい思うものはありませんでした。

 

その後、ストラホフ修道院へ行きましたが、お昼休み中で、入口から中を覗いただけ。

ここはプラハカード対象外の上に、中の見学は現金払いのみで、クレジットカード不可。

 

う~ん、このエリア終わっちゃいましたよ。

お昼は、またCountry Lifeで食べようと旧市街広場まで行きましたが、なんと、土曜日は定休日!

ガッカリなんてもんじゃありませんでした。

 

そして、仕方がないので(?!)スタバで軽く済ませた後、旧市庁舎の見学ツアーに参加でもするかと窓口に行き、プラハカードを出したら、「使ってるからダメ」と拒否され、なんで?????意味わからない、まだここ利用してないのに!

そうしたら、「塔に登ったでしょ?その時のチケットがあればそれでこっちも入れるけど、あるか?」と聞くので、「ホテルの部屋に置いてきた」と言ったら、「いつ登ったの??」というので、「おととい」と答えたら、あきれ顔になり、「おとといじゃもう無効だ。同じ日でなきゃだめだ」といわれました。

で、やっとここの係の人がどういうことか説明してくれて、理解はしたけど、納得はできませんでした。

プラハ城で断られたのも、最初にBコースのチケットを発券した時点で、もうプラハ城では利用できなくなってたんです。

各施設で1回しか使えないので、旧市庁舎やプラハ城のように、同じ施設内に複数の割引・無料対象がある場合、全部いっぺんに発見してもらわなければダメなんです。

それなら、市庁舎の塔の発券をしたときに、そう言ってくれてれば後日にしたのに、そんな説明は一切なかったから、これはこれ、見学ツアーは見学ツアーで別個にプラハカードが使えるものだと思ってました。

プラハカードを買った時にも、そんな説明はなかったし、もらった冊子にも書いてなかったと思うんだけど、冊子は英語だったし、必要なところしか見なかったから、見てないところに書いてあったのかもしれないけれど…。

プラハ城は有効期限が2日間あるけど、旧市庁舎はその日限り。

なので、見学ツアーが終わっている時間に塔の発券をすれば、もう、翌日のツアーの参加はできないのだから、向こうは説明の必要はないと思ったのかもしれないけど、でもねぇ…。

日本の良さを改めて実感しましたよ。

日本だったら、プラハカードを買った時に、そういう説明をしてくれてると思うもの。

おかげで、無料で入れる1000円ほどかかる見学ツアーに参加できませんでした。

こうなってくると、今回カードを購入しても全然お得になってなくて、むしろ大損してる気がしました。

 

それならば、無料で入れるところをできるだけ行ってやろう!と思ってしまって、この後、再びペトシーン公園に行って、天文台に行ったのでした。

本当は夜行きたかったけど、さすがに疲れがだいぶたまっていて、夜行く元気はありませんでした。

昼間でも天体望遠鏡はのぞかせてくれます。

2台あって、1台は昼間でも見えるヴィーナスを、もう1台は太陽の黒点を見せてくれました。

 

その後、再びマロストランスカ駅までトラムで戻り、ヴァルドシュティン宮殿に行きました。

平日は庭園しか見学できませんが、週末は宮殿内の見学ができます。

見れるのはこの部屋くらいでしたが、素晴らしかったです。

 

その後、お土産も買わなければいけないなぁ・・ということで、再び旧市街へ。

せっかくなので、金の指輪の家に行きました。

日本語の解説も説明もありませんが、映像や模型が豊富なので、英語でしたけど、結構面白かったです。

その後、石の金の家に行ったら、今は展示はしていないということで、ガランドウ。

土産物屋を覗きながら、いいものがあれば買いながら、歩いてカレル橋を渡って、ホテルまで戻りました。

あー疲れた!!

この日の夕食は、スーパーで買って済ませました。