この日は病院内の人手不足にプラスし急な手術やお産が重なり、私的にパニック状態な1日でした。
早朝6時の授乳を終えた頃、授乳室のミルクのストックは、ほぼ空に…。
朝一番で届くのかなと思い、朝食後の授乳にいくと補充がされていない…。
この日は無理な母乳での授乳で胸に傷がつきミルクでの授乳をしていたため、少し不安を感じ、新生児室にいる看護士さんに
「ミルクがないので足していただけませんか。」
とお願いしておきました。
11時になりう沐浴指導の時間に。
10分前に授乳室で待機していると、あら大変。
お腹が空いたと泣き出すじゃありませんか…。
沐浴指導は両親学級でも受けていたので、少し参加すればいいか位に思い、呑気に話しかけながら授乳していると、担当の看護師さんは怒ってらっしゃり、早くいらしてくださいと言われてしまい、慌てて授乳を済まし隣室で行われている沐浴指導に参加。
しかし新生児室は湿度、温度が高めに設定されているからか、朝から体調が優れなかった私…。
貧血を起こし気分が悪くなってしまいました。
幸い他の看護師さんが真っ青な顔をした私に気づいてくれ、途中で退席することができましたが、医療に従事する人間であるならば、産後の身体の不安定さ、特に母乳育児を希望している人は授乳間隔も短くなりやすく、睡眠不足になっているのをわかっているはずなのだから、もう少しプロとして観察力察知する力を磨いて欲しいなと思ってしまったのでした。
その後部屋に戻り休んでいると、またまたお腹が空いたよ~の泣き声が。
ミルクを取りに行くとあれから2時間以上経っているのにまだ補充されていません。
しかも、新生児室には人もいず、ナースステーションもほとんどか空…。
具合も悪く睡眠不足続きだった私。
もう我慢の限界でした。
仕方がないので、ナースステーションに直接行き、ミルクをとりあえず必要な分だけ用意して欲しいと告げ、担当で付いてくれていた実習生の看護学生さんが心配し付き添ってくれ、引率で来ていた学校の先生を連れてきてくれました。
この先生、他の病院では婦長を勤められていたこともあり、助産師の経験もあるためか、私と赤ちゃんの状態をみてからの決断、行動が素晴らしく早かった…。
学校から派遣されてきているからか、病院の看護師に指示は出せないようでしたが、傷ついて授乳ができない私の胸をマッサージし素早く母乳を搾乳…。
なんとかお腹を満たしてあげることができました。
そして、病院に対しての不信感とストレスでいっぱいになっている私に気づき、不満や育児に対しての不安を聞きだしてくれ、カルテを見ているからか未婚での出産であることも知っていたのでしょう。
色々とアドバイスや情報を下さったのです。
昨日からのごたごた続きでいっぱいいっぱいだった私。
ホッとしたのか人目をはばからず泣いてしまいました。
その後もお部屋まで様子を見に来てくださり、色んな話をしてくれ、私の精神状態もかなり落ち着いたように思います。
聞けば実は離婚暦があり、最近再婚されたばかりとのこと。
年齢は私の母より少し年下くらい…。
こんなに素敵な女性ならいくらでも相手はいるんだろうなと思ったのでした。
数時間後、この日の担当助産師さんがお産を終え、病室に来て下さり昨日今日のこと、現場の人員不足により健康状態に影響を及ぼしてしまったことに対してお詫びがありました。
最近、お産の出来る妊婦を受け入れる病院がなく、たらいまわしにされた末に最悪の結末にというニュースを耳にしますが、私が出産した病院は都内でも特に出産できる病院がない地域。
本当に今の医療の現場は限界ギリギリのところに来ているのだなと感じた一日でした。