こんにちは、ともこです。
先日、義弟を亡くしました。
享年45歳でした。
喪主の挨拶では、義母が
「まさか自分が子どもを見送る母になるとは思いませんでした、、、」と
涙を噛み殺しながらおっしゃっていた言葉に、胸が痛みました。
出産のとき、子育て中のとき、誰が想像するでしょうか。。。
この手の中で小さく息をしている赤ちゃんが、この手の中でミルクが欲しいと手足をバタバタさせている赤ちゃんが、大人になって、まさか自分より先に逝ってしまうなんて、、、。
まさか自分の身に起こるわけがない。。。
ドラマや映画や、遠くのところで起きているような感覚だったと思います。
けれど、目の当たりにしてみると、決して特別な事ではない、人は永遠には生きられない以上、誰もが経験してしまう可能性があることなんだと痛感しました。
義弟は独身だったので、闘病中の1年半、義母がつきっきりで看病していました。
痛みを訴え、日々やせ衰えていく我が子の姿を見るのは、とてもつらかったと思います。
それでも義母はいつもカラカラと元気に笑い、明るく振舞っていました。
葬儀の日も、笑顔を振りまいて、明るく振舞っていました。
もし、私だったら同じようにできるだろうか、、、。
半狂乱になってしまうかもしれません。
義母は立派でした。凛としていました。
「最後まで生き抜いた息子に恥ずかしくないように、これから私達はしっかり生きていきます」
と、最後に締めくくった義母の言葉が忘れられません。
合掌。