かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない
そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。
8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。
番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、
スイスでまた新たなママ像を模索してきます。
(道を歩いているだけで、楽しいヨーロッパ!)
Jeudi (木曜日)
ジュネーヴは季節の変わり目なのか、
ダウンコートの時間帯もあれば、半そでで丁度いいなんて時間もあります。
現地の学校で服装選びに「失敗した!」って笑っている子ども達を見て、
「自分で選択し、失敗した経験こそが学習なのでは?」
と思いました。
この言葉、頭ではわかっていましたが、
スイスへきて腹の中に落ちた感じがします。
私たちは外国人だから、こちらのことがわからずたくさん失敗します。
子供と一緒に経験した学校での「失敗」は二つありました。
(一人で歩いていても、突然、「ママ」を探しますよねw)
親子で経験した「失敗」は
① お菓子無制限問題
② 履きなれた靴の思い込み
① スイスは遠足の時、
お菓子は〇〇円までなどの制限はありません。
「自分の好きなだけ、自分で考えて持ってきて」がスイス流。
私はこちらの基準がわからず、迷いました。
日本は「制限」があるけど、それが「基準」でもあるので、
わかりやすく、間違いは少ないですね。
『ママもわからないから、自分で考えて用意しなよ~』としました。
娘は大量に持っていき、食べきれなかったうえ、
多くのお菓子がつぶれて粉々になってしまいました。
息子は少しだけ持っていきましたが、
日本の遠足と違って歩く距離が長く予想以上にお腹が空いて、
足りなかったと泣いていました。
息子 「お菓子〇〇円までじゃないから、わからなかった!」
(失敗を嫌う息子は泣いて、学校のせいにし始めました)
私 「はじめての遠足だから、それはわからないよ。
次からYouはどうする?」
息子 「あと3つ多く持っていく」
娘 「私はもうチョコクッキーは持っていかない。
グミとかリンゴとか固いのにする。」
「自分の好きなだけ、自分で考えて持ってきて」は
経験がなければ「基準」がわかりません。
「基準」が用意されている日本で育った私たちは、
想像力が意外とないのだと思いました。
② 履きなれた靴の思い込み
遠足の靴=「スニーカー」とばかり思っていた私。
スイスの遠足は登山靴でした。
登山はしませんでしたが、
8キロ前後歩くのでほとんどの子は登山靴。
「スニーカーは疲れんねん」と現地校の日本語を話せる女神。
(娘の同級生・関西弁)
息子 「ママがスニーカーで行きなさいって言った!
疲れた!」
娘 「どうして、靴のことを他のママに聞かなかったの?」
私 「ママも登山靴だとは思ってなかったのよ。
初めてのことだから、わからないもん。」
スイスでの生活は「ママ」も頼りにならないと悟った、子ども達。
「自分で考え、行動する」ようになってきました。
毎日の服装も
「ママどうすればいい?」と聞かなくなりました。
今日は晴れてるから、ダウンコートの下はTシャツだけ、
雨だからトレーナー。
私が洋服を選んでいた頃は
「暑すぎた」「寒すぎた」とよく言ってましたけど、
いまは「失敗」したら「次の手段」を考える子たちになってきました。
私自身、日本にいた時は「失敗」を恐れて、
「正解」を子どもに教えてたなぁと感じています。
スイスでは私も「正解」や「基準」がわからないから、
いっぱい失敗してたくさん学習しています。
そう考えると失敗が多いから、超優秀になれるぞ(笑)

