『ボクだったら腹腔鏡を受けさせると思います』
まっすぐな目でそういった若センセ。
ほんとは素直なよい子だった若センセ
内心、やっぱりって思った。
なにかしら、主治医が膣式にこだわる別の理由がありそうなのは
ありありと伝わっていたから。
膣式で手術されて元気になっている方はたくさんいるし
この病院でそれしか選択肢がなかったなら
ほかを探してまで腹腔鏡にこだわることはなかったけど・・・
二つの選択肢があって、どっち?ってなると
・・・やっぱり納得がいく方法を選びたいもんw
『若センセ、私も同じ意見なんです』
と伝えると、お互いに
ですよね~ 的ななごやかな雰囲気に。
でも・・・結局腹腔鏡になりましたって主治医センセに言ったら、
若センセが何か言われるんじゃ・・・
若センセは少し困った顔をして
主治医センセに直接話してもらいましょう と。
その後は主治医センセ、若センセ、私の3人で話しあい
主治医センセより、
腹腔鏡のリスク うんたら
膣式のメリット かんたら
途中途中で若センセが
『○○なところが不安のようですよ』
ナイスよ ナイスアシストよ若センセ
どっちでも内容も結果も変わりないよ
腹腔鏡はちょっとだけ卵巣が覗けるだけよ
膣式の死闘の最終弁論始まる (笑)
なかなかウンといわないあたしに
主治医センセの最後の切り札、ついに登場する・・・。
『腹腔鏡のが高いよ 』
Σ(・ω・ノ)ノ!
絶句。。。
高いよってアンタwww
そこまでしてwww
てか、アタシひとり親医療なんですがねwww
(保険医療費ほとんどかかんないのだw)
てか、母子家庭だって、前にも話してるはずですが???
それに気づいてる若センセの、気まずそうな顔ったら (笑)
でたよw 最後の切り札w
高いよ
www
もうこの人いやだ 。(´д`lll)
病気、いや、病巣しかみてないやん。
あたしの子宮ガン、
いえ、ガン細胞しか
見えてないんだ、この人。
社会的問題、心理的問題、家族背景、
一切興味ナシ
結局薬局
ここまで説明を聞いてもどうしても腹腔鏡にこだわるのなら
それは可能ですが、、、と言われ
最後の意思確認で ちゃんと
腹腔鏡でお願いしま~す
と声高らかに言ってきました
その瞬間
主治医センセ
ま、他に違うことは腹腔鏡でしたら術中に迅速検査が
できるってことくらいでしょうかね(-_-)
だって(笑)
腹腔鏡ならボクはしませんから
ほかの先生が執刀しますので
オペ場には入りますがね
ボクは一切ノータッチですから
と高圧的にとても冷たくおっしゃられたので
『もっもしかして・・・
膣式でないと、先生にご迷惑おかけするんでしょうか 』
とウルウルしてみせたらば
いやっ、そんなことはないですよ、あっはっは
と、少しあわてておられました
このくらいの反撃許してよね
ま、オトナの事情も色々とあるんでしょうが
出会ったのも何かの縁。
後は全てお任せするしかありませんよね
あとは27日の入院を待つのみ。
若センセにはめっちゃ感謝。
不信感でいっぱいのままオペ日が迫る中
土壇場で、この日の出来事。
若センセには信頼感が芽生えました