同日中にフォスターファミリーに連れて行くと言われた。
もしも自分たちのファミリーがいればそちらに連れて行くのでもよい、とも言われた。
全く見ず知らずのフォスターファミリーになんて、預けたくはなかったので、無理・迷惑を承知で遠い親戚である妊娠中の彼女に、代わりにミミを預かってくれるか聞いてみた。
当時妊娠中、しかも悪阻の酷かった彼女はすごく悩んだと思う。
とても仲良くしてくれてたし、ミミの事をとても可愛がってもくれていた。
でも、それとコレとは別、だったと思う。
それでも、良いよと言ってくれた彼女。
彼女達には、今でも、どんなに感謝してもし足りないくらいの気持ち。
彼女達がいなければ、私は確実に眠れない日々が続いただろう。
しかも、コレは結果的に、なのだけれど、彼女達がいなければ、ミミはもしかしたら、帰って来れなかったかもしれない。。。この理由は後から書きますので。。。
もちろんこのあと、彼女達の事をソーシャルワーカーの方に知らせても、すぐに彼女達の所に預けるのがおっけーと言うわけではない。
どんな審査だかわからないけれど、彼女達の家に連れて行く、と言う連絡があるまでに、また随分の時間があった気がした。。。
いや、気がしただけで、それほど時間が経ってなかったのかもしれないけれど、私には、ほんの数時間が1ヶ月にも2ヶ月にも感じた。。。
そして、一応、彼女達の家にミミを連れて行くと言う連絡があったのは、もう、暗くなってから。
その場に私達も居合わせる事になったので、彼女達の家に、父さんと私は向かった。
彼女達の家に着いてからも、すぐには来なかった気がする。。。
どれくらい経ってからだったか(もしかしたら、ほんの数十分だったのかもしれないけれど、ここでもまた、ものすご~~~く長く感じた)、ミミを私の手から連れ去ったソーシャルワーカーが、ミミを連れて、彼女達の家にやって来た。
その時の気持ち。。。
もう、何年も何年もミミに会えなかった気がした。
もう一生会えないのではないか?と思うほどの恐怖だったので、本とに、がたがた震えたし、安堵なんて物ではないほどのものを感じた。。。。
が、それと同時に、
この状態はどれだけ続くのだろう?と言う不安もまだまだ続いていた。