切迫早産となったとき、
リトドリンの点滴と合わせて体に装着されたのが
”分娩監視装置”でした。
この機械で、
・胎児の心拍数や胎動
・母体の子宮の収縮具合や頻度
を確認できるようです。
切迫早産でなくても、
妊娠後期になると、NSTをするようですが、
これと同じものだと思います。
私は、このモニタリングを
1日2回、数十分(覚えてません)してもらっていました。
また、入院4日目に、お腹の張りが再開してからは、
出産直後までずっとモニタリングしてもらっていました。
2つのプローブを
お腹周りにベルトで巻き付けてもらうのですが、
お腹が張るたびに、
お腹周りが苦しいこと、苦しいこと・・・
毎回、心の中で
「あ˝~お腹がぁ~~」
って叫んでました。
それに、プローブがずれるたびに、
胎児心拍が正確に拾えず、心配になってました。
エラー音が鳴るのでなおさらでした。
装着があまり上手じゃない助産師さんのときは、
頻繁にずれたり、ベルトがきつすぎて苦しかったり・・・
なんてこともありましたが、
何もできない入院生活の中で、
食事の時間と、このモニタリングの時間が
唯一の楽しみでした。
入院してからというもの、
子宮内感染していたらベビちゃんの元気がなくなる、
と聞いていたので、
今まで以上に胎動に敏感になってました。
しばらく胎動がないだけで、すごく気になってしまって、、
ここは病院だから大丈夫!と思いながらも、
やっぱり心配でした。
でも、モニタリング中は、
ベビちゃんの心拍が数値と電子音で確認できるので、
”私のお腹の中で、一生懸命、生きてくれているんだなあ・・・”
と、感じられるんです。
しかも、毎日2回も!
普通の妊娠生活だったら、
まずこんな頻度で確認できないですよね。
ただ、入院生活終盤には、
この心拍の電子音が耳に残って、
モニタリングをしてないのに、
常にしてるかのような気分になってましたが…
何はともあれ、辛い入院生活の中でも、
このモニタリング中は、
”この子のためにも、今日も頑張ろう!!”
と、気持ちを新たにできる時間でありました。
次回、「切迫早産入院中の安静度」について書きたいと思います。