今回は、順調だった妊娠生活から一変、
切迫早産と診断されるまでのことを書きたいと思います。
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これまで大きなトラブルもなく過ごしてきた妊娠生活。
当たり前のように、
このまま順調に出産できるものだと思っていました。
ー 31週0日 ー
しかし、31週0日で突然、
生理痛のようなチクチクした痛みを下腹部に感じるようになりました。
ネットで検索すると、
”前駆陣痛”と出てきて、
早い人だと28~32週くらいで起こる人もいる
と書かれていました。
お腹の張りも弱く、
その時はそれほど気にしていませんでした。
ー 31週2日 ー
しかし、31週2日、
日中は30~15分間隔で、夜になると5分間隔でお腹が張るようになっていました。
※妊娠30週までは1時間に3回以上、
30週以降であれば1時間に5回以上の張りがあれば、
いち早く病院へ行く必要があるようです。
特に、定期的な張りで、だんだん間隔が短くなるようなら要注意。
夜も遅かったため、一晩様子を見ることにしました。
夜中も定期的にお腹が張るような感覚があり、
気になって熟睡できずにいましたが、
翌朝には、お腹の張りは落ち着いていました。
ー 31週3日 ー
お腹の張りはおさまっていましたが、心配だったので、
定期健診を2日前倒しして、病院へ行くことにしました。
健診では、子宮頚管長を測定してもらったのですが、
「この程度の張りなら全く問題ないです!!」と言われました。
(このときの子宮頚管長は36mmでした)
心配のしすぎですよ、と言わんばかりの口調だったので、
「なんだ!問題ないんだ!」と思った私は、
お腹の張りも落ち着いていたため、午後からは仕事に向かいました。
しかし、仕事をしていると、
今までに感じたことのないような、
痛みを伴う張りを5分おきに感じるようになりました。
「やっぱり おかしいな・・・」
と思いつつ、
「午前中は問題ないって言われたしなあ」
と、我慢してしまいました。
しかし、会社から帰宅後、
トイレに行って水を流そうとしたその時です。
便器の中が真っ赤になっていました・・・!
一瞬何が起きたかわかりませんでした。
急いで病院へ連絡し、「今から来てください」
と言われて、20時頃に再度受診。
子宮頚管長を測ってもらうと、
午前中の検診より2mm短く、34mmになっていました。
先生も焦った様子でした。
その日は、張り止めの薬(リトドリン)を処方してもらい、
帰宅しました。
しかし、薬の効果は全くなく、
寝ている間も2~3分間隔でお腹が張っていました・・・。
ー 31週4日 ー
朝起きるころには、張りの間隔は5分間隔に長くなっていましたが、
それでも、何かがおかしい・・・
でも、昨日も2回病院に行っているし、
薬ももらったし、もう少し様子を見るべき?
心配のしすぎだと恥ずかしいし・・・
病院へ行くべきかすごく迷いました。
しかし、お腹の張りは強く、横になっても収まらず、
そのうち涙が溢れてきて、
「このままだと絶対産まれてしまう・・・!」
母親の勘みたいなものが働きました。
病院へ再度連絡。
「すぐ来てください。そのまま入院の可能性があるので、
念のため入院セットも持ってきてください。」
と言われました。
夫にも仕事を休んでもらい、急いで病院へ行きました。
子宮頚管長を測定してもらったところ、
昨日より20mm以上も短く、13mmになっていました。
先生は、
「切迫早産です。総合病院へ受け入れてもらえるように連絡します。」
そして、私は別室に移され、張り止めの点滴(リトドリン)と、
お腹の張り&胎児心拍のモニタリングが始まりました。
そのころには、お腹の張りは、7分間隔になっていましたが、
お腹の張りがやってくると、痛みで前かがみにうずくまり、
動けなくなるくらいになっていました。
まわりでは、助産師さん、看護師さんが慌ただしく走り回っています。
”ただごとじゃないんだ・・・!”
これからどうなってしまうのだろう、
赤ちゃんは本当に大丈夫なのだろうか、
不安で押しつぶされそうでした。
その後、夫に会うこともできないまま、
救急車で総合病院に運ばれました。