vol.5 小学生になってからの登校

長女は繊細で環境変化に弱く、とても不安がり屋さん。年長になっても保育園に預けるのに時間がかかり、お泊まり保育の時には泣いて離れることがなかなかできませんでした。

年長になっても先生に抱っこして剥がしてもらうほど…

朝のストレスと言ったら、、


そんな長女が小学校に1人で行けるのか?

心配でなりませんでした。


1人といっても、同じマンションの5年生のお姉ちゃん、同い年の弟で同じ保育園だった子と一緒に登校することができ、その環境はとてもラッキーでした。


ただ、家から小学校までは子供では徒歩30分くらい。私は妹を真逆の方向に保育園に預けなければならないので、マンションの一階で別れて登校することに…


去年の春から小学校が始まり、初日は予想通り、マンションの一階で別れることはできず、少し歩いた先で泣いてしまいました。一緒に行くお友達のお母さんに手伝ってもらいどうにか泣きながら登校しました、数日それが続きましたが、ママ友のご協力のお陰で、4日目くらいからマンションの一階でバイバイができるように!

その後は楽しそうにお友達と登校できるようになりました。


思ったよりもこんなにスムーズで、長女も成長したな〜子供の成長に感心していたのですが、、、

夏休み明け…悲劇が始まりました><

ネットでも夏休み明けの不登校の話を目にしますが、

春は小学生になった嬉しさと張り切りがあったので頑張れていたのですが、慣れが出たこと夏休みにリズムが崩れて気持ちの切り替えができなくなり、私なしで登校できなくなってしまいました。


初めの2ヶ月くらいは30分かけて校門まで歩いてつきそうことに…!

校門についても私から離れず、いつも友達や通りがかりの先生に剥がしてもらい、泣きながらどうにか登校するという状況に、、


真夏の炎天下、自転車の後ろに妹を乗せて、30分一緒に歩いて、急いでまた家を通り過ぎて真逆の方向に妹を自転車で保育園に預け、そこから通勤…朝の1時間で1日のエネルギーのどれだけ消費するか、、精神的にもぐったりでした💦


途方に暮れていた私に、保育園のベテランの先生がとても良いアドバイスをしてくれ、とても救われました。

ママこれは楽しんだ方が良いわよ!◯◯ちゃんと一緒に登校できてラッキー!(こんなことできるの今しかないから)くらいに思って、ママが前向きだと、きっと長女も前向きに感じてもらえると思う。逆に、早く一日で行かさなきゃと暗く思っていたら、子供は感じるから、登校することが嫌になっちゃうかもよ。


なるほど!と、その日から今しかないこの時間、と付き添いを楽しむことにしました。娘のお友達とお話しながら楽しんで登校していたら、たくさんのお友達と一緒に行くことに笑

校門についたら、私が「おはがし隊」と名付けたお友達に、みんな〜!おはがしタイムお願い!と号令をかけて、一斉に長女を私から剥がして教室に連れて行ってくれました^ ^

「今日もみんなありがとー!めっちゃ助かったよ〜」と大急ぎで自転車飛ばして次女の登園にw


長女はお友達にはがされるのがちょっと楽しい気持ちと離れるのが寂しい気持ちのような表情になって、すこーしずつバイバイする距離を短くして行きました。今日はここまでとかどう?だめか〜、今日ここでバイバイできたね!ママ助かった!とあくまで明るく、イライラはしない、と心に決めて。


そして、1月年明けて2月頃、とうとう家のすぐ近くでバイバイすることができるように!!

半年かかりました〜^ ^

やっぱり寄り添うしかないんだなと、改めて実感。


2年生になってからは初めの通り、マンションの一階でバイバイできるようになり、

本当に子供の成長はすごいな、と。ちゃんと自分の力で気持ちを立て直すことできるようになるんだな、ととても安心してます。


そんな姉を見ている妹は、おねえちゃん、やっとここでバイバイできるようになったね〜良かったね〜と。

こうやって妹の方が大人度は高くなっていくのでしょう、、


兎にも角にも、本当に登校できるようになってよかった!!


きっと小学校になって登校に悩まされている方も多いのではと思うのですが、時間の許す限りできるだけ寄り添うのが結局の一番の近道なのだと、私の体験から思います。

そして、その期間は本当にストレスかかると思います…心から応援しています!