
私がいつもお世話になっているのは、
乳腺外科。
主治医の先生をはじめ、
病棟の先生や看護師さんが
本当に患者の気持ちをくみ取ってくれる
素敵な人ばかり。
それに慣れきっていたものだから。
例外があることを、
すっかり忘れていた。
これからの治療の説明や準備のため、
はじめて行った科で。
あまりにも腹が立って、
くやしくて、
涙がとまらなかった。
4人ぐらいの男性と、
1人の看護師。
悪気があるのではなく、
患者の気持ちがまったくわからないよう。
患者の気持ちがまったくわからないよう。
人体実験をしているようにも感じた。
骨転移が進んで、
上をむいて寝ることも、
長時間バンザイをすることも、
私にとっては至難の業。
それをわかっている立場の人にも関わらず、
1時間近く、その体勢を強いられた。
本当は長くても30分のはずが。
上半身、真っ裸で
骨転移が進んで、
上をむいて寝ることも、
長時間バンザイをすることも、
私にとっては至難の業。
それをわかっている立場の人にも関わらず、
1時間近く、その体勢を強いられた。
本当は長くても30分のはずが。
上半身、真っ裸で
寒い部屋で。
しんどくて、
やるせなくて、
腹が立って涙がボロボロでてきたのをみて、
「悲しかった?こわかった?」
と、まったく、的を得ない質問をされた。
「体が痛いんです!」
と私。
乳腺外科の看護師さんが迎えにきてくれて、
すぐに状況を察してくれて、
急いで病室に帰してくれた。
病室に帰るのに車椅子を押しながら、
泣きじゃくる私の話を全部聞いてくれて、
体をさすりながら気持ちを受けとめてくれた。
どれだけ心が救われたことか。
そのあと、
たまたま病室に来てくれた主治医の先生が
私のただならぬ様子に気づいてくれて、
話を聞いてくれた。
色々話をしたあとに、
「ごめんな〜」
と何度も謝ってくれたけど、
主治医の先生は、
まったく何も悪くない。
とにかく、
看護師さんと主治医の先生のおかげで、
何とか気持ちがおさまった。
腹が立ったからと言っても、
治療をやめるわけにもいかない。
今まで、2回、治療を中断したから
今度こそ最後まで治療すると決めている。
ここは、割り切るしかない。
これも、経験のひとつ。
ガンの治療となると、
くじけそうになることが山ほどある。
なげたしたくなることだらけ。
でも、やるしかない。
乗り越えられない試練はおとずれないと
信じて。
これからも治療を続けていこうと思う。