​8/2午前中、妊娠39週5日、計画無痛分娩で3200gの赤ちゃんを出産しました立ち上がる
産後0日目=出産当日のお話です



赤ちゃんが産まれたあと、

助産師さんがお腹を押しながら、

臍の緒をつたって胎盤をぬるぬる取り出してくれました。

デカいタンポンを出してる感じがしました。



バースプランに「胎盤を見せて欲しい」と書いておいたので、

専用の容器?に入れて見せてくれました。



助産師さん猫「これが胎盤で、表面の白い膜が羊膜。赤ちゃんはこの羊膜に包まれていたんですよ。これがへその緒で、断面にみえるこの血管で赤ちゃんに栄養を送っていました。重さは500グラムくらいあります」


ニコ「触っても良いですか?」


猫「いいですよ!こちらの手袋はめてください」


ビニール手袋越しに胎盤を触るとムニムニ。

生のハラミ肉のような、生レバーのような、そんな感触でした。

羊膜は結構分厚くて、湯葉を3〜4枚重ねたような厚み。

へその緒も触ったけど、

プルプル、ツルツルしていてビニールでできているんじゃないかと思うような頑丈さでした。



赤ちゃんを育てるためのこんな臓器が体の中につくられるなんて、

妊娠ってホント不思議だし、よくできてるな…と思いました。




胎盤が出たあと、

産婦人科の先生がチクチク会陰を縫ってくれました。


すべての処置は、

麻酔がバッチリ効いていたおかげでまったく痛くありません。



子どもが産まれる瞬間、

麻酔のおかげで全然痛くなかったので、

直後は疲れもなく、

ホロリと一筋涙は出たものの、

たぶんお医者さんや助産師さんと同じくらいのめちゃくちゃフツーのテンションでした。



以前、死産したときに感じたものすごい達成感やアドレナリンドバドバ感、産後ハイ……みたいな感じはありませんでした。





そういう感覚は、

やっぱり自然分娩しないと味わえないものなのかもしれません。


(とはいえ陣痛の痛みはやっぱりツラいので無痛分娩にしてよかったです…)



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その後、

カンガルーケアをしたりして分娩室で2時間ほど休憩しました。



カンガルーケアでは産まれたばかりの赤ちゃんを体の上に乗っけてもらって、

病院着の中にすっぽり包み込みました。



産まれたばかりの赤ちゃんはとっても柔らかくてプニプニ。

私の胸によだれをダラダラ流しながら、

まだこの世に慣れない感じで、

手足をバタバタさせてる赤ちゃんがとても愛おしかったです。



産まれてきてくれてありがとう

私がママだよー

さっきまで私のお腹の中にいたんだよ〜



カンガルーケアしながら夫とオンライン通話をしました。



ほっこり「パパだよ〜」



ってやりましたが、

赤ちゃんはとっても訝しげな目でパパをチラ見していました。



しばらくカンガルーケアしたら、

体を拭いて、着替えをして、尿の管を外して、

出産から約2時間後に病室に戻りました。



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病室には赤ちゃんも一緒に帰宅。



オンラインで家族にちょこっとお披露目した後、

助産師さんに教わりながら初の授乳。



まだ母乳は出ませんが、

赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことで母乳が出るのを促すそうです。



赤ちゃんの口元におっぱいを近づけると、

さっき産まれたばかりの赤ちゃんが乳首を吸いはじめました…!!

しかも顔が真顔w 目が必死。



す、すごい!



その力の強さにビックリ。

産まれてまだ2時間しか経っていないのに、

こんなに力強く、こんなに上手におっぱいを吸うことができるのね!



きっと、お腹の中でたくさん練習していたんだろうなぁ。



助産師さん猫「おっぱいを吸わせる時間は、母乳が出ても出なくても左右5分ずつにしましょう。時間をかけすぎると乳首も痛くなるし、次の授乳の時間がすぐに来てしまいます。授乳はどんなに長くても20分以内に終わらせましょう」



事前のアンケートで母乳育児について、


「ムリのない範囲で母乳で育てたい」


と回答していたので上記のような指導をしてくださったのだと思います。



その後、哺乳瓶でミルクもあげました。

とっても上手にチュパチュパしてくれて、

その口元がホントに可愛かった飛び出すハート

ゲップも出してくれました。



そんな感じで1時間ほど母子同室したら、

助産師さんに赤ちゃんを引き取ってもらいました。



私はその後、麻酔の管を抜いたり、点滴を外したりして、

出産から3時間後には自由に歩けるようになりました。



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一通り家族や職場への報告を済ませると、

疲れがドッと押し寄せてきました。



麻酔の管を抜いたので、

会陰の痛みもじわじわと押し寄せてきます。

円座クッションないと座れない…



お昼ご飯を食べた後にトイレに行きましたが、

生理2日目みたいに血は出るし、

お股縫ったところがまあ痛い。

この時にあらためて体の負傷を実感しました。



無痛分娩だったけど、

なんやかんや、体は傷ついているんだな…



昼過ぎに両親が面会に来ましたが、

コロナの影響で入院中の家族の面会は県内の人に限って一度きりでしかも10分間のみ。



疲れていたので、

かえってそれでよかったかも。



夕方にもう1時間ほど母子同室して授乳しましたが、

残りの時間はほとんど寝て過ごしました。