▽筆者略歴
1988年生まれ
2017年に29歳で結婚
2019年に31歳で不妊治療スタート(検査&タイミング法)、卵巣嚢腫を手術で取り除く
2020年に自然妊娠→妊娠2ヶ月で稽留流産
不妊治療再開(タイミング法、人工授精、体外受精)、32歳で2回目の妊娠発覚
2021年1月に妊娠5ヶ月で子供に病気が見つかり中期中絶 ←ここのお話
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とにかくショックで仕方なかったけれど、
腹壁破裂について家に帰ってからいろいろ調べました。
そもそもどの程度、助かるものなのか……。
↓こちらから引用
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/sp/contents/000127.html
>術後経過
>新生児集中治療室で管理となります。一般的には予後は良好ですが、中には胎内死亡や出生直後に重篤な呼吸器合併症で死亡する症例もあります。
→「予後は良好」という記述はとても希望があるように見えるのですが、
そもそも自分たちのように、治療をすることすらできない人たちがどれくらいの割合でいるのかとか、
どの程度までなら治療の適用になるのかとか、
わからないことがたくさんありました。
私たちの子供は本当に治療適用にならないのだろうか?
その他、調べてみても、
>治療法
>上述のように直ちに手術を行いますが、脱出した臓器の内容、量、赤ちゃんの腹腔内容積(胎児期から脱出しているため、お腹の成長が乏しく、脱出した臓器を収めるだけの容積がない)に依存します。
http://www.jsps.or.jp/archives/sick_type/fukuheki-haretu
→という記述を見ると、そもそもお腹がまったくないという私たちの赤ちゃんに、治療の余地はないように思われたし、
診察してくれた先生もそう言っていました。
やるべきことを全部やるならたしかにセカンドオピニオンを聞くべきなんだと思うのですが、
大学病院などに行くことになって、すぐに予約が取れるとも限らないし、大学病院はすごく待ち時間も長くてストレスフルだし、、
そうこうしている間に胎動がかんじられるようになってくると、赤ちゃんとお別れするのはもっと辛くなる……。
・たしかに内臓が全部飛び出ていたのを自分たちの目でも見た
・治療が難しいという先生の説明も納得ができた
・セカンドオピニオンを受けに行くのもストレスだし、時間が経つとどんどん辛くなる
と夫と話して、中絶をすることに決めました。