3歳と2歳の年子姉妹を育てるワーママです![]()
ゆるくてあたたかい家庭を築くのが目標です![]()
いま、この本を読んでいます。
この本を読もうと思ったのは、
仕事で、
「いい問い」を立てられるようになりたい、
と思ったことがキッカケです。
私は、
物事をストレートに言ってしまうというか、
思いついたらすぐ話してしまう、
課題をすぐ解決しようとしてしまうところがあります……。
後になってから、
言わなきゃ良かった…と後悔したり、
あの時は相手に考えさせるようなコミュニケーションにした方が良かった…
と反省することも多く、、
最近の悩みだったりします。。
そこから、
なんとなく「問い」を立てる力が足りないんじゃないか?と思うようになって、
「哲学」を学びたい、
と思うようになり、
哲学の入門書として何がいいかな…
できるだけ簡単なやつがいいな…
といろいろリサーチして、
結局手に取ったのが『14歳からの哲学 考えるための教科書』でした。
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30章あるうちの26章まで読み終わったところですが、
これはすごい本に出会ってしまった、
と思います。
めちゃくちゃわかりやすい言葉で書いてあるのに、
すごく難しいことを言っているからです。
まず、
「自分」とは何か?
という問いから始まります。
急にスピリチュアル?!と思った方もいるかもしれないのですが、
このブログを最後まで読んでも、
決して高額な情報商材や、
怪しげなメルマガへ誘導したりするようなことはないので、
ご安心ください。
先ほどの問いに戻りましょう。
自分ってなんですか?
と聞かれたらどう答えますか?
ここにいるこの「体」のことでしょうか?
でも、
これはあくまで「自分の体」なのであって、
そこで言う「自分」ってなんなんだろう。
……
今、考えている「自分」のこと?
今考えている「自分」って一体何なんだろう?どこにいるんだろう?
……
こうやっていろいろ考えているうちに、
誰も、
これが「自分」です、
と差し出してみせることができない、
ということに気づきます。
でも「自分」って、
確かに「ある」ことだけはわかる。
確かに「存在している」はずなのに、
これがそうです、
と言うこともできないし、
見せることもできない。
いまこのブログを読んでいる「自分」、
とはいったい何なんだろう。
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まあこんなトーンで始まるんですけど、
このあと、
心と精神の違い、
について考えてゆきます。
自分とは、
心です、
と答える人もいるかもしれません。
心とは何かというと、
この本では、
心はいわゆる「感情」のことで、
暑いとか寒いとか、
嬉しい悲しい、
難しい面白い、
というように、
そのときそのときで降って湧いてくる、
一時的なものだと説明されます。
一方、
精神とは何かというと、
そうした一時的な感情を眺めて、
整理したり、それについて考えたりしている「自分」のことです。
人は結局この「精神」のために生きているんじゃないかということ、
そして、
人生を豊かにするためには、
「精神」を鍛えることが大切なんじゃないか、
というのがこの本のメインテーマです。
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以前、『論語』を読んだという話をブログに書いたこともあります。
『論語』はまさに、
「じゃあ精神をどのように鍛えるか?」
を実践に落とし込んだ話です。
また、
渋沢栄一の『論語と算盤』を読んでいた時に、
「徳育」が大切だという話をしたと思うんですけど、
徳育もまた、
「精神を鍛えること」です。
ちょっと話はズレますが、
少し前に有名になった「アドラー心理学」にも通じる部分があります。
「精神」を鍛えることの大切さを説いているという意味ではみんな共通しています。
『14歳からの哲学 考えるための教科書』では、
「流れる感情を見つめて、立ち止まって考えること」こそが、
人が生きる意味であり、
人生を豊かにすることなんだよ、
と教えてくれます。(あくまで私の解釈)
一体何を言っているんだろう、
なんかよくわからないな、
と思ったんですけど、
その「よく分からない」という感覚になるのがまず第一歩で、
「分からないもの」を、
「考える」のが大事なんだよと説かれました。
自分の中でもまだうまく消化しきれていませんが、
なんとなく、
「これは当たり前だ」とされていることが実は当たり前じゃなかったり、
自分はわかった気になっていることでも、
「それはつまり何?」
と言われるとうまく答えられないことがたくさんあるんだな、
と思いました。
同じことでも、
角度を変えて問い直すといろんな側面が見えてくると言うか…
「考えること」の意味を初めて知ったというか…
いろいろと考えさせられたと言う意味で、
すごくよい本に出会えたなと思います。
