先生のお陰

あおはあまりと言うか、ほとんど学校に行かなくなりました。

その原因の１つはお友達が少なかったこと。

学校の中で色々話せるのが１つ上の先輩だったのですが、この子が卒業してしまってお話しができる人がいなくなってしまったのですよ。

お昼も独りでコンビニ行って、お菓子やらパンやら買って近くの公園のベンチで食べていたそうです。

雨の日なんかは最悪😖💦💨

教室に居ると「あれ？何でおるん？」的な目でみられる。

……と、これはあくまであおの感じ方で、実際はみんな何とも思ってなかったんだと思うのですけどね

いじめとか無視とか、そういう行動にはとても気を配ってあった学校でしたので、生活全般をサポートする先生が専属でいらっしゃったんですよ。

とても元気の良い女性の先生で、生徒の皆さんからニックネームで呼ばれてありました

先生は独りでいるあおの事を気にかけて下さいました。

この先生にはホントにお世話になりました。

なかなか学校に出てこないあおの事を心配して、家まで迎えに来てくださったこともあったんですよ

「あおちゃん、今どこに居ます？」

朝、仕事が始まる前に私の携帯に電話。

家に帰ってないことも多かったあおですが、たまにじいちゃんちに帰ってくるんですよ。

そんな時はもちろん私も実家に電話して、「あおちゃん今日こそ学校に行ってよ」って言うんですけど……

里の両親も何とか起こそうと頑張ってくれるんですけど……

起きないあお。

「私、今からあおちやんのおじいちゃん家に迎えにいってきます」

「ええええ～いやいや、申し訳ないですよ」

「授業の合間を縫って行きますから、何時とはいえませんけどおじいちゃんに連絡しといて下さい」

もうね、スッゴいパワフルで元気の良いせんせい

でもね、元気よくしてるのはメンタル弱い子達が多いから、少しでも気分が上がるように気を付けてるって言ってありました。

ただ元気なだけじゃないんですよ。

深い思いがあって、そして一人一人をよーく見てある方でしたね。

すごい先生に巡り会いました。

私の実家までマイカーを飛ばして迎えに行ってくださった先生。

面食らったのはあおでした(笑)

実家でごろーごろーしていた所に、突然先生がいらっしゃって

「あおちゃーん迎えに来たから学校に行くよ」

と。

家の中まで上がってこられてwww

「こんなんされたら行くしかないよね💦」

あおは電話で私に言いました。

こんなことまでしていただいたお陰か、しばらくの間は学校に行くようになりました。

あと問題はレポートです。

これをクリアしなければ卒業はできません。

次回に続きます(笑)