指標発表時に障害が発生し、ドル円のスプレッドが急拡大したようです。
OANDA JAPAN側は自社の帰責性を認め、一部顧客に補填の対応をするなど、良心的な対応といえなくもないですが、改めて国内ブローカーでのFXがとてもハイリスクであることを思い知らされました。
OANDA JAPANに関しては利用再開を検討していた時期もあったのですが、その気は完全になくなりました。
さて、改めて国内証券会社のリスクを指摘してみました。
初心者向けの内容になりますが、ご一読いただければと思います。
★国内ブローカーのデメリット★
1.レバ25倍と低いので、海外業者と比較して多額の証拠金を市場にさらす必要がある。
私は現在、TRADEVIEWのILC口座(レバ200倍)でトレードしていますが、もし国内証券会社で同様のロットを張ろうと思えば、単純計算で200÷25の約8倍もの多くの資金を口座に入れる必要があります。
※株式指数CFDの場合は国内ブローカーの上限は10倍なので、さらに差が大きい。
資金効率はもちろんですが、相場には何があるか分かりませんので、多額の資金を相場にさらすのは、それだけでリスク拡大です。
適切なストップ注文を入れていようが、今回のようなこともあります。
また、OANDA JAPANの場合は顧客への補填をするようですが、損失を出した全員にではないですし、国内他業者では今回のようなケースを逆に悪用して結果的にストップ狩りしたようなケースもあります。
2.ゼロカットシステムが採用されていない。
今回、補填の対象にならなかった顧客の中には追証が生じた方もいるのではないでしょうか?
海外ブローカーと違い、ゼロカットシステムが無い国内ブローカーにおける最大のリスクがこの点です。
3. 自称NDD?
OANDA JAPANはNDDを宣言していますが、ECNでしょうか?STPでしょうか?公式サイトでもその点が全く触れられていません。
問いあわせれば教えてくれるのかもしれませんが、おそらく今後利用することはないので・・・。
ちなみに、外為ファイネストはSTPのようですね。
その他のDD業者は言うに及ばず、利用する価値無しです。
海外ブローカーの中にも悪質なブローカーやポンジスキームを行う詐欺業者は多いですが、少なくとも、運用歴が長く信用性のおける業者はいくつか存在します。
私が知人に勧めるのは、TRADEVIEW、TITAN FXの2社ですね。一択ですね。
いずれも価格の透明性が高いECN口座の方です。
また、証券会社からは話が外れますが、そもそも指標発表時にポジションを保有したままということ自体どうかと思いますよ。
特にNY時間にトレードする方は、重要指標発表前のポジションクローズは必須だと肝に銘じてほしいですね。