「絵を描いていたのにパレットの上で、どの色にしようか、どの色にしようか、とやっているだけじゃ絵は完成しない」

表現はちょっと違っていたかもしれませんが、システム構築する上で、局所的な部分にフォーカスするのではなく大局を見れるようにならなきゃシステムは完成しないという話をしていた時に例えで話してくれた言葉が印象的でした


美的センスはあまりないので音楽的に例えなおしますが

「1楽章(もしくは1フレーズ)だけこだわって弾いたとしても、1曲を通して弾けなきゃピアノ演奏できたことにならない」


どうでしょう?

イマイチかなぁ


わたしも最近までは、自部門のrequirementを通すことだけしか考えていませんでした

なぜなら、『マニュアルで対応できるんだから』のひと言で、ユーザー側がどれだけ負荷がかかる作業を強いられているか知っているから


でも、これって局所的ですよね


限られた時間・人・コストを思うと

全ての要求を通すのは難しい・・・

「最低限、ここまでできて、まわればOK」

最初はこの考え方にAgreeできなかったのは事実ですが

最近は、ちょっとわかります


誰かがどこかで、こうジャッチしないと進まないしシステムは完成しない


自部門のメンバーも、理由が明確であればマニュアル対応でも納得できるはず

わたしは、そこを上手く伝えられるようにならなければいけませんね

がんばります