てるのブログ

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1月31日(金)18時5分

親父が亡くなりました。

55歳9ヶ月でした。

原因は前立腺がんの全身転移。

見つかったきっかけは2年前、少しヒド目の腰痛とトイレが近くなったことがきっかけで病院行きました。

医者からは信じられないほど癌が進行しており 骨まで転移している末期癌。
一年生きるのに10%~30%…残念です。と言われたとのことでした。

僕はそのことを電話で知らされ、ただひたすら泣きました。

しかし父は家族以上に前向きでした。

その後も姉の結婚式でハワイに行ったり、家族でキャンプやスキーにも行きました。

そんなこんなでちょうど一年たった時、京都の出張先で倒れてしまったと電話がありました。
その時はじめて、父に来て欲しい、と助けを求められました。

正直、そろそろかなという時でしたので ものすごく不安だったことを覚えています。

家族みんなで京都の病院へ行き、次の日に父を車椅子に乗せ新幹線で仙台まで戻ってきました。

仙台に帰ってきてからそのまま病院へ行き、診断したところ肺まで転移しており、肺に水がたまっている状態だと告げられました。

即入院し、治療いたしました。
そのときも担当医からはあまり先が長くないと告げられていました。

そこからは自宅勤務という形で治療に専念していましたが、なかなか電話でも喋れない日が多くなってきました。

体の中で炎症がすすみ、熱が出て、苦しい日々を送っているのをおぼえています。

昨年2013年11月末頃にも、2014の正月をむかえることができないとハッキリ断言されましたが、父は年を越すことができ、一緒に2014年を迎えました。

その後、僕は水戸へ戻り、何度か母へ電話を入れ父の調子を聞いていましたが、ほぼ話すことが出来ませんでした。

最後に声をかけたのは父が亡くなる前に声を聞きたいと言って最後の力を振り絞り電話をくれた時でした。

ボクは父が危ないのに気付き、急いで病院へ駆けつけました。

何度も電話で状況を確認し、なんとか息を引き取る前に病院へ着くことができました。

僕がくるのを待っていたかのように僕と目を合わせてから少しずつ深い眠りへと入っていきました。


2月3日・4日に、お通夜と葬儀・告別式をおこないました。

お通夜には200人以上の方々が参列していただき、弔電やお花もたくさんいただきました。

僕の会社や小・中学校時に所属していたクラブチーム、中学校の同級生一同などからも花が届き、正直驚ました。




父はほんとにたくさんの方々から思われていたとあらためて実感しました。







参列して下さった人達にそんな父が育てた息子はこんなにりっぱに育てると見せることが出来たんじゃないかと僕は思っています。

そんな姿をきっと父も見て安心し、旅だって行ったと僕は信じています。

公開があるとすれば、嫁さんや孫を作ることができなかったことかな。。。

そのうち一緒に、線香あげにでも行けたらいいな。

もっと成長しないと…

これからは母が独りぼっちになってしまうのでできるだけ早く帰ってきてあげたい。

その為にもやらなければいけないことがたくさんあるな~

出来ることから少しづつだね。

頑張ります。