ボストンにいた頃はほぼ毎年、
夫側の家族と祝っていたイースター。
メインメニューは毎回同じもの。
決まったお肉やさんから取り寄せる
巨大なハムで、これはホストする
夫のいとこのお宅でご主人が切りわけていた。
サイドも毎年だいたい同じものだった。
ビーツにアスパラ、じゃがいも。
この時期にしか出回らない、
茹でた卵がまるまる入った
柔らかいパンと、デザートは
カスタードなど、イースターエッグに
ちなんだものが多かった。
ハワイ島でも変わらずに巨大なハムを
夫が焼いて、日曜日は二人でディナー。
私は横着をして、デザートも
作らず、切るだけの付け合わせで
間に合わせた。
庭からウベにかぼちゃにモリンガ、
沖縄ほうれん草とが揃い、
なかなかにハワイらしい。
リンゴにシナモンをかけて
煮たものをかけると
ハムのしょっぱさが中和されて
今年は食べやすく仕上がった。
残りのハムは切り分けて
小分けして冷凍庫へ。
ハムの骨を使ったお出汁で
作る豆のスープが実は一番の楽しみ。