ハワイ島では個人宅に郵便配達

がないので、私書箱を郵便局で

借りて、そこまで郵便物を

取りに行くということになる。

 

誤配も郵便事故も少なくて

それ自体は別にいいのだけれど、

仕事をする上では恐ろしく

面倒くさいことがある。

 

まず取引先のサイトに私書箱の

住所は受け付けず、実際の所在地のみでしか

登録を受け付けていない所がある。

それでやってみて、

もしも郵便物用の住所を記入する欄が

別に用意されてなければ

もうどうやって郵送されたものを

受け取れっていうねん!

 

仕方なく郵便局の住所を入れ、

私書箱の番号はアパートの部屋の

所に入れるとなんとか通り、

まあそれでやって来たわけだけど。

 

アメックスはそれもダメで

エラーが出たまま、ほったらかし。

まあオンラインで事足りるから

郵便物が届かなくても構わない。

 

アメリカでは税金の書類として

W9というものがあり、

金銭のやり取りがある先には

源泉所得税の書類を出してもらうため、

これを先に提出しないとならない。

 

W9に記載されているのは私書箱の住所。

取引先によってはすべての書類は

W9と一致する住所の記載が求められたり

して、その都度、支払いが滞る。

 

ちゃんと実際の所在地と郵便の宛先住所を

記入している先でも、間違われて

長いこと郵便物が届かなくて、

いちいちひとつづ支払いの小切手を

とめて、再発行の手続きに時間を取られたり。

 

先日は本当に困った。州外の会社との

やり取りで、先方の記録は

住所が以前の所在地になっており、

直接訂正は受け付けておらず、間に入った会社を

通してのみ、可能だという。

 

仲介会社には、こちらではちゃんと

正しい住所を登録してあり、いくつかハワイ州での

取引先とも共有できているので、

この州外の会社も同じように

扱ってもらおうとすると

こちらがハワイ州で営業しているから、

今のシステムではハワイのみが対象、

州外の会社へ現住所の情報を

送れないのですとか言う…。

 

しかしアメリカあるある、電話を受けた人により

回答は変わるので、しつこく仲介会社と

取引先の両方へ何度もかけて

そのたびに一歩ずつ前進。

 

何か月もかかり、やっと住所を変更出来た。