ハワイ人のDさん、

私にとってはとても好印象なのだが、

 

犬友さんとDさんの初めての出会いは

あまり良いものではなかったらしい。

 

彼女が詳細を語らないのだが、

引っ越して来たすぐのころ、

本土から持って来た家具が

ハワイ島では合わないと、

売りに出した時に

Dさんが見に来たとか。

 

その時に彼女いわく、

「強引な口をきいた」

ようで、Dさんの顔色が変わり、

 

「あなたは来たばかりで

知らないと思うので教えてあげますが、

ハワイではアロハスピリットと

いうものがあるんです。

そんな口の利き方をしていると

ハオレと呼ばれますよ」

 

ここで言われているハオレは

明らかに本土ではNGの方の

意味合いで使われているので、

私は驚いてしまった。

 

犬友さんも東海岸仕込みの

態度が引っ越して来て

間もない頃は出てしまったのか。

 

部外者の私ですら狼狽えたので、

白人の移住者の犬友さんにはハオレの

この意味合いはきついだろう。

 

ちなみに私が頂いたハワイ語の本に記載の

ハオレはあまり良く無いニュアンス。

 

マリーはあんないい人なのに

彼女のシスターったらほんっと

ハオレなんだから!



それでも今は犬友さんも、

そして私自身も本土でまとっていた

鎧は脱ぎ捨てて、肩の力が抜けた

ハワイ流の人との関わりを楽しんでいる。

 

ただDさんとは未だ少々気まずいとかで

最初につまづくと結構恐ろしい…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日お天気はいいし、ハイビスカスは

一年中咲き乱れているし、

温かいtalk storyがあちこちで

展開されているし、機嫌を悪くするような

要素があまりないので、

アロハスピリットが生きる。